2012年9月4日火曜日

【読書メモ】 ふつうのOLだった私が2年で弁護士になれた 夢がかなう勉強法


【書籍】 ふつうのOLだった私が2年で弁護士になれた 夢がかなう勉強法(アマゾンリンク)

篠田 恵里香 (著)

単行本(ソフトカバー): 191ページ
出版社: あさ出版 (2012/6/28)
ISBN-10: 4860635345
ISBN-13: 978-4860635343
発売日: 2012/6/28



できない計画だったら、すぐに修正すべき

自己嫌悪に陥っても仕方がない
 だらだら怠けのために計画修正はNG


計画に入れるべきものを整理


  1. 誰もが絶対にやるもの
  2. 自分が絶対にやるべきと思うもの
       やらないと合格できるわけないと思うもの
  3. やったほうがいいかなぁ。と思うもの。
  4. 他の人がやっているようで気になるもの。

計画に取り入れるべき事は1,2,であとは捨てる



合格のためには


  •  受験生の誰もができることを落とさないこと。
  •  受験生が当たり前に書けることを当たり前に書けること。

なので、欲張ってホームランを狙うのではなく「合格者と同じレベルに達すること」でよいのだ。
 とはいえ、難関と言われている試験では、最低限覚えることは多く、合格者が当たり前に解けるレベルも低いわけではないので、勘違いすると怠けてしまう。

頑張ったら成し遂げられるという量の計画にしないと、怠けてしまう。



計画について


  • 長期計画は試験までの期間
  • 中期計画は1ヶ月単位
  • 短期1週間
  • そして、その日

勉強した量もなにがし等の方法で記録すること。


勉強法について


参考書はオンリーワン主義
自分に合った1冊を見つけて、徹底的に繰り返す
有名な参考書でなくても、試験に本当に必要なものに絞り、書店で実際に見て、自分の感覚にあうものを選ぶ。
そして、試験で求められている事項を徹底的に頭にたたき込む。


勉強する場所を決めてみる
 私も自宅では効率が上がらない人なのです。


集中タイムを決める

必要な教材は、1つのロッカーに預けるとか、鞄一つにいれて持ち歩くとかして、教材忘れを防ぐ

文具も試験と同じものを使って勉強する
 論文試験用のボールペンは、数時間使ってみて、いろいろ評価して決めて、それを使用するようにするなど。

勉強の効率化のためにグッズには妥協しないこと。
 プラスのメクリッコ


参考書を読むときは、主人公になりきって読むが効果的。

ひたすら問題をといて、その問題の解答理由まで瞬時に思い出して、口で言えるようにする。
 私は、講演とか、講義とかで人に説明することをイメージします。


付箋紙に目標を書いて貼って、さらに、その付箋紙に結果を記録。



「やる気」を作るには、「とにかく勉強してみること。」
短い時間でもいいから、とにかくやってみること、だって。
なかなか難しいことをいいますね。

この本の著者は「メクリッコ」が大好きです。

目次勉強法


 目次を見て、その中身が言えるようになっていなければ試験では使えないということですね。
「わかったつもり」では通用せず「完全に理解し尽くす」必要があるということ。

さらに、目次の項目そのものも言えるようでなければダメだということ。

やはり、これくらい徹底的に勉強しないといけないということですね。
頭が下がります。


過去問



過去問は、まずはじめに解く
べき
そして、自分に足りないものを知り、
不足しているものを取りそろえる。

本番と同じ時間帯で過去問を解く




過去問は定期的に繰り返す
1回目・・・勉強を始めたばかりの頃にやる。試験を知るため。
2回目・・・ある程度、勉強が進んだ頃にやる。難しさと勉強法を知る。
3回目・・・勉強を一通り終えた段階でやる。合格のレベルを知ることと、自分にまだ不足しているところを確かめる。
4回目・・・試験直前・・・試験の解き方やリズム、体調管理、体力チェック。

忘れた頃に過去問を解く。
何度でも反復して解く。


模擬試験


  • 時間配分の確認
  • どのような順番で問題を解くのか、作戦チェック
  • 解けない問題の対処法を考える
  • パニックになったときにどうするか考える。
  • 試験を受ける時の心構えを決める
  • 本番でヤリそうなミスを事前に把握する。




篠田流速読法


難しい速読法は書いていない、実用的な誰でもできる速読法だ。
10倍速で本が読めるようになるとか、そんなことはないが、試験勉強のための速読法としては大変実用的だと思う。

試験勉強のための読書は、物語を読むようにストーリーを追う必要はない。
書かれている情報に、脳がアクセスして、記憶を確実にするためのものとの割り切りがある。
すばらしい。


  • 1回目、キーワードを意識して、色をつける。
    見開き全体を見渡して、キーワードから全体をイメージする。
  • 2回目、1回目に付けた色を頼りに、全体を見渡して、情報を思い出しながら整理する。
  • 3回目以降は、アウトプットを意識して、キーワードが頭の中に思い浮かび、書いていることが思い浮かぶようにする。


という感じです。
(詳しくは買って読んで下さいね。)


睡眠

「体が必要としている睡眠を、可能な限り短時間で適切にとる。」
さすが、合理的な考え方です。


試験直前

試験1週間前

試験1週間前は「残した勉強のみ」をやる。
試験1週間前にできる勉強だけを残すように、勉強を進めていく。
この時期は「量より質」
「絶対にやらなければならない」と決めた勉強のみをやる。



試験当日の持ち物は1週間前から準備する。
「試験前日に「持っていくべきものを考える」なんてことに頭を使ってはいけません。」
確かに、そのとおりだ。

  • 1週間前にリストを作成して、
  • 前日までに買い揃え。
  • 前日は持ち物を2回チェックしてから寝る。


試験前日

試験前日は「なんにもしない」
「あれも気になる、これも気になる!」で睡眠時間を削って、試験中にボーッとしてミス連発なんてのはもってのほか

担保として、睡眠時間を多めに設定する。
寝れなくても、とにかく横になる。


試験の時の持ち物リスト


  • 受験票・受験案内
  • 財布(タクシーを使えるように多めに入れる)
  • 当日勉強用教材・・・最後の復習用に残しておいたもの
  • 筆記用具
     鉛筆
     消しゴム 2個
     マーカー
     ボールペン
  • 時計 2つ
  • メガネ、コンタクトレンズ
  • 耳栓
  • 目薬
  • 飲み物
  • カロリーメイト
  • ハンカチ
  • ティッシュ
  • 上着(試験会場が寒かった時のため)
  • 薬(胃薬、眠気覚まし)
  • カイロ
  • ガム、飴
  • メクリッコ
  • 化粧ポーチ(髪を留めるピンやヘアゴム)

試験当日

試験当日の「行動計画」をメモに書いておく
試験問題をスラスラ解いていることをイメージする。
「つい繰り返してしまうミス」を確認し、「今日はそんなミスをしないように」頭に十分叩きこむ。

過去問や模擬試験で「やっちゃった!」と思ったことを本番で繰り返さないように、しっかり念をおす。
最後まであきらめずに頑張ること

 何もかも合理的ですね。


試験前に唱えたい14箇条


  1. 問題には素直に答える。裏をかかない。
  2. あせらない。あせったら一度立ち止まって考える。
  3. 最初のインスピレーションを大事にしよう。
  4. 「わからない」と思ったらその問題を飛ばす。。
  5. 「もうちょっとで解けるのに・・・」は◎印をして飛ばす。
  6. 問題1問1問を大切に解く。
  7. つらくなったら皆苦労しているんだと思う。
  8. 全ての問題を確認できないのは一番良くない。一応手はつける。
  9. 確実に解ける問題から解いていく。
  10. マークミスは絶対チェック
  11. 「正しいもの・誤っているものを選べ」のミスをしない。
  12. 視野を狭くしない。
  13. 100点を取ろうとしない。
  14. 多分合っているだろうの感覚はNG。確実に答えを出す。





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