2014年10月31日金曜日

危なっ、コンセントが焦げたよ

プラスチックの溶けている匂い発生

この1週間ほど、台所で使用している食器洗い乾燥機(パナソニック NP-TM1)を使用するたびになんだかプラスチックの焦げた匂いがしていました。


よくありがちなのは、洗浄水の温度を高くするためのヒーター部分に、プラスチック製の食器などが触れて溶けること。

しかし、この場合は「溶けて曲がった食器」が出てくるのですが、今回はない。
しかも、使用するたびに連続・・・


食器ではないとすると、経年劣化で曲がったプラスチックがヒーターに触れてしまったか・・・
見たところ、こんな様子もない。


では、プラスチックの溶けた匂いではなく、配管奥のカビ臭かな??


庫内洗浄と故障

とりあえず、100円ショップでクエン酸洗浄剤を買ってきて、入れて回す・・・。


その後、ぷっつりと電源が入らなくなった・・・・
全く・・・
電源ボタンを長押しすると、食器洗い機の内部で「カチカチ」と電源リレーの作動音のようなものが微かに聞こえるけれど無反応


使用初めて5年半。ちょうどビックカメラの延長保証が切れて半年・・・悲しい。


コールセンターに電話

有料でも仕方がない、パナソニックのサービスセンターに電話した。

さすがはパナソニック、サービスセンターはすぐに電話に出てくれました。
そして、2日後にサービスマンを派遣してくれました。(有料)



サービスマンが来た・・・修理?

全然動かないので、これは電源か電子回路の基板を交換になるとのこと、約15000円
痛い出費だか仕方がないので作業をしてもらうことに・・・

まずは、作業しやすい場所に本体を移動
そして、電源コードを抜く・・・・と

焼け焦げたコンセント延長コード

焼け焦げたコンセント延長コード


延長のためにつないでいたコードがこの状態・・・

なんと、電源コードが溶けていました。


この状態でも、ショート(短絡)していないブレーカーは落ちなかったので、気づきませんでした。


推定原因

この接続部分は、食器洗い機の裏の方に落としこんでいたので、何らかの汚れが端子間に侵入して、この部分の電気抵抗が上昇
使用時には11Aくらいの電流が流れるので、電気抵抗が高くなった部分が加熱してプラスチックを徐々に溶かしていたので、使用時にプラスチックが溶ける匂いがしたということ。

クエン酸洗剤で庫内を洗浄したのとは関係なく、たまたま、この焦げた部分の抵抗が激しく高くなり、電源をオンにして電流を流そうとすると電圧降下で電圧不足、電流が流れていない瞬間だけ電圧が出るのでリレーが動作しようとして、電流が流れた瞬間に電圧降下で電圧不足で動けない状態を繰り返す・・・これが電源ボタン長押し時の「カチカチ音」かなという結論。

その後

結局のところ、食器洗い機側の端子を清掃するだけで、食器洗い機は元気に動いている。
クエン酸で庫内洗浄をしたので、固化した水垢が結構とれたので綺麗になった。

ちなみに、クエン酸洗浄後は、もう一度、食器を入れずに空で食器洗い機を動かしてみて、庫内のゴミカスを出してしまったほうがいいと思います。

感想

ちなみに、技術者に着ていただいたので、出張料2500円、点検料1000円、これに消費税を含めて3780円の出費

でも、火災にならなくて良かった。

教訓

プラスチックの焦げる匂いがしたら、電源コード(継ぎ部分を含む)をよく点検すること。
それ以前に、電源コンセントの接続・継ぎ部分は見やすくわかりやすいようにおくこと。周りにごちゃごちゃ物を置かないこと。

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