KindleとObsidianを連携
私の読書メモは、KindleとObsidianを連携してから、作業の質が大きく変わりました。
変わったのは、抜き書きにかかる手間です。手作業の転記が減ったことで、読書後の整理まで一気に進めやすくなりました。
ObsidianでKindle Highlightsを同期 |
ObsidianのコミュニティプラグインKindle Highlights
そこで使い始めたのが、ObsidianのコミュニティプラグインKindle Highlightsです。
Kindleで引いたハイライトをObsidianに取り込めるので、抜き書きの手作業を大幅に減らせます。
以前は、気になった箇所に付箋を貼って、あとで抜き書きしていました。
Googleレンズのおかげで多少は楽になりましたが、結局は転記作業やその修正作業が必要で、時間も集中力も削られます。
その結果、読書の本質である「考える工程」が後回しになりがちでした。
実際の運用は、次の5ステップです。
- Kindleで、文脈が残る幅でハイライトする
- 読了後、Obsidianで
Kindle Highlightsを同期する - 取り込んだハイライト全体をそのままAIに渡して、まず全体要約を作る
- 同じハイライトを意味のまとまりごとに分け、それぞれをAIで整理・要約する
- まとまりごとの要約を独立した知識断片として保存し、後で必要に応じてつなぐ
1.のステップで、私が意識しているのは「ハイライトを短くしすぎない」ことです。
単語や一文だけを切り出すと、あとで見返したときに意味が取りづらくなります。
そのため、前後の説明まで含めて、意味が通る幅で広めにハイライトします。
この運用のほうが、後から曖昧さを補うために余分に考えるコストを減らせます。
3.のステップでは、取り込んだハイライトをそのままAIに渡します。人間側で先に整理しなくてよいので、手間をかなり減らせます。
未整理のまま渡すと、AIがこちらの意図とは違う切り口でまとめることもあります。それ自体が別の気づきになることがあるので、一次メモとして残すハイライト抜き出しとは別に、AIがまとめてくれた全体要約も残しています。
この5ステップにしてから、読書メモが単なる記録ではなくなりました。
全体要約で本の地図を作り、分割要約で再利用できる部品を作る。
この二段構えによって、読んだ内容を別テーマの記事や別の学習に転用しやすくなります。
つまり、KindleとObsidianの連携は、効率化の話だけではありません。
読書を「消費」で終わらせず、「独立した知識断片の蓄積」に変えるための仕組みです。
