2015年7月6日月曜日

ブラウザハイジャッカーなどのメモ

ブラウザハイジャッカーとは、ブラウザの設定を勝手に変更するツールの総称。

海外製のフリーソフトなどにバンドルされることが多い。


雑誌に紹介されていたブラウザハイジャッカーの例


  • Sweet Page
  • Hao123
  • Delta Search
  • Trovi Search



まずは、ブラウザのホームに設定されているページを元に戻す。
ブラウザのアドオンに勝手に登録されている検索プロバイダを削除する

さらにTrovi Searchというブラウザハイジャッカーは、検索プロバイダを元に戻せないように変更をブロックする。
なので、プログラムの削除から「Trovi Search」を削除する必要が有る。



無料ではほとんど機能が使えない迷惑ツール

しかも有料版購入の誘導がうるさい。
さらに、一度クレジットカードで購入してしまうと、後は自動更新になってしまい、解約の手間が面倒。


  • Advanced System Protector
  • RegClean Pro
  • Uniblue SpeedUpMyPC
  • PC Speed Maximizer



RegClean Proなど、Windowの標準小脳でアンインストールするときに「お別れするのは残念です。このページを閉じる前に、もう少しだけご検討いただけないでしょうか。」とダイアログが表示されるしつこさ。


インストールする前に、ソフト名で検索するだけでもかなり違う

まずは素性がはっきりしないソフトをインストールしないのが一番
評判の良いソフトでも、ダウンロードするサイトによっては、迷惑ソフトを一緒にインストールさせられることがあるので、オリジナルサイトか信用のおけるサイトからダウンロードすること。
インストールする前に、ソフト名で検索するだけでもかなり危険を防ぐことができると思う。

ちなみに、ここに挙げた8つのソフトは、検索すれば怪しいものだとすぐにわかる。



参考文献

雑誌 ミスター・ピーシー 2014年8月号より

2015年7月3日金曜日

怪しいリチウムイオン電池ケースeNBの充電性能評価

秋葉原の三月兎で買ったリチウムイオン電池ケース式、モバイル充電器 eNB


中にはリチウムイオン電池18650を2本入れて、モバイルバッテリーとして使用することができます。

リチウムイオン電池18650を2本使うモバイルバッテリー化するケースeNB
リチウムイオン電池18650を2本使うモバイルバッテリー化するケースeNB


UltraFire 3.7V 2600mAhのリチウムイオン電池を2本入れると、
合計の容量が 3.7V 5200mAh
電圧を5Vに換算して 5V 3848mAhです。



【UltraFire 18650 2600mAh 2本付】 18650用UltraFire製電池ケース

これは使えるかなと思って買って使ってました。
ちなみに、このケースだけで2200円
中身の電池も入れると役4000円ほどの投資です。
(買ったのがかなり前なので、5000mAh級は4000円位していましたので、まあいいかな)


ちなみに、この製品
ケースに「eNB」という表示があるのみ。
取扱説明書など一切なく、まさに秋葉原で購入するディープな商品。
一般的な人が買うものではありませんな。

ネットを探すと、こんなページが見つかった
ENB 1A 1/2*18650 Li-ion Battery USB Emergency Charger Power Bank
7.91ドルかよ、2200円もしたのに。



ルートアール USB 簡易電圧・電流チェッカー RT-USBVATM


つい先日
ルートアール USB 簡易電圧・電流チェッカー 積算電流・通電時間計測 RT-USBVATM
なるものを買ってしまいました。

これのすごいところは電流の積算値を測ることができること。
(電流値に電圧値を掛けていないので、電力量ではありません)

簡易電圧・電流チェッカー RT-USBVATM
簡易電圧・電流チェッカー RT-USBVATM

簡易電圧・電流チェッカー RT-USBVATM
簡易電圧・電流チェッカー RT-USBVATM



モバイルバッテリーの性能評価に使えると思って測ってみました。


ルートアール USB 簡易電圧・電流チェッカー 積算電流・通電時間計測 RT-USBVATM

スマホへの充電テスト

初期充電電流 0.9Aくらい・・・スマホ急速充電ができます。

1回目 41%→100% 0~467mAh
2回目 49%→100% 467~877mAh
3回目 71%→100% 877~1275mAh
4回目 67%→100% 1275~1605mAh
5回目 不可

5∨で、3848mAhが計算上の容量
しかし、測ってみると1605mAhでした。


電池の公称容量に対する出力容量の割合は41.7%と結構悪い値でした。


うーん、電池とケースが別々の製品なので、電池の評価をしているのか、ケースの評価をしているのかよくわからなくなりますが、
まあ、一体としてこの組み合わせで使うとこんな程度ということ。

これが良いのか悪いのか、他のモバイルバッテリーと比べてみないとわからないですね。


使用したスマホはNexus5です。

モバイルバッテリーへの充電テスト


使い切るまで放電した後は、このモバイルバッテリーに充電しなければなりません。
この時のテスト時の写真はこのページの冒頭の写真です。

4時間37分掛けて、2771mAhの電流が流れ込んで充電完了。

このモバイルバッテリーから、スマホへの充電のために出力できたのは1605mAhなので、このモバイルバッテリーに貯めるために流し込んだ電流量の58%くらいを使うことができることがわかりました。

まあ、活用できるのは6割位。でも、こんなものかとも思います。
そんなに悪い値ではないですね。

バッテリーの公称容量の5V換算値 3848mAhに対して、2771mAhしか入っていかない。
公称容量の72%しか入っていかない。
しかもロスがあるはずなので実際のバッテリーに貯まる量はもっと少ないはずなので、バッテリーがダメダメになりつつあるのかもしれません。