2017年2月18日土曜日

【読書メモ】たった3か月でTOEIC(R)テスト940点! 47才中年サラリーマンの奇跡を呼ぶ勉強法

【読書メモ】たった3か月でTOEIC(R)テスト940点! 47才中年サラリーマンの奇跡を呼ぶ勉強法

著者: 青山 さとる
出版社: ダイヤモンド社 (2016/12/9)
ISBN-10: 4478069751
ISBN-13: 978-4478069752
発売日: 2016/12/9

感想

この本って、徹底的に勉強としてやることを集約して少なくしているよね。
これなら、やってみようかという気持ちになってくる。

英語の勉強法なのに
  • スペルは書いて覚えない
  • 辞書は引かない
  • 英語より日本語読む
  • 英単語の暗記は1000語で十分

などなど、かなり徹底してやることを減らしている。案外、やるべきことを減らすというのが難しいのだ。不安になるから。

仕事をしている社会人が現実的に確保できる時間で効率的に目標に向かって勉強をするためにはどのように考えるべきかという点で、TOEICの勉強法以外にも色々と応用が利くと思う。

内容の特徴

まずやるべきことを集約して、徹底的に割り切った学習内容の少なさ。
基礎学習は たった2週間で終わらせるという目標をもとに、単語は1000語に限定して、文法書も薄い物1冊だけに留めている。
 TOEIC の試験は英語の試験だが、英語がペラペラに喋れる事は TOEIC  の試験には必要がないので、これを目標としていない。シェイクスピアや村上春樹のような文学作品もTOEICの試験には出ないのでこれもバッサリ切り捨てている。映画の映画もTOEICの試験にでてこないのでこれもキッパリ捨てている。

とにかくやらないことを徹底し、やることを絞り込んで、

  • 効率的に行なって
  • 無理のない時間を確保して、
  • 繰り返してそれを行う。

というのが基本的なスタイルだ。

教材は最小限に絞り込む 

おすすめ問題集
「新TOEIC TEST 出る単特急 金のフレーズ」
「TOEIC TEST 特急シリーズ」
新形式の公式問題集

途中でおさらばした問題集
 TOEIC 頻出10000語のような厚い単語本
韓国人カリスマ教師の分厚いリスニング参考書


効率的な勉強法のために 

日本語先読み勉強法

  • 問題文の和訳を読んで大意をつかむ
  • 設問は何を聞いているのかを考える
  • どうして正解の選択肢が正解なのかを考える
  • どうして他の選択肢が不正解なのかを考える

分からない問題はいくら考えてもわからない、こんなものを考えるは時間の無駄だ。先に解答・解説を読んでそれを覚えてしまう。 このような正解の蓄積が沢山あってこそ、考える価値があるというものだ。そこまで至っていないのに、考えようとするから頭が疲弊する。そして勉強が嫌になるのだ。答えを読むだけなら簡単だ。そしてそれを繰り返そう。そうすればそのうち考えられるようになる。
英語の勉強でも同じこと、分からない英語をまず見るから嫌になってくるのだ。わかる日本語から見て、そして英語を見て行くようにすれば、同じ時間を掛けるのでもかなり楽に効率的に進めることができるはずだ。

勉強していて間違えたページの端を三角折るだけ

教材は最低3回、理想的には5回繰り返す。
間違えたところの端を折っておくとどこが間違えたがすぐわかるし、どこでも簡単にできる作業なので、勉強の中断が少なくて良い。
マーカーや赤ペンを使わないので余分な作業をしなくても良いし、どこでもできる。

無理なく、3ヶ月でいいからとにかく集中して勉強するために

勉強は平日の30分だけに限定した。
やろうと思っても案外週末はできないものだ。
土日にまとめで2時間よりも平日に毎日30分。

朝確実に勉強するために、夜寝る前に朝の勉強の準備をして寝る。
テキストの勉強しようとするページに鉛筆は挟んで寝るくらいの準備するものだ。

1週間単位でやることを決めておく。
そしてそれを5等分して毎日のスケジュールを考える。
1日にやることが終わらなければ次の日に持ち越すのは良い。でも、とにかく一週間単位でやることを次の週に持ち越さないこと。

やることは時間で決めるよりも、やる分量で決めておく。

どう頑張っても1週間で終わらないという場合はそれは無理なのだ。
計画を見直すことも必要。

週の初めの月曜日に一番頑張って、その週のノルマをできるだけ初めにやっておけば後が楽。
無理なく3ヶ月勉強を続ける方法をマインドマップにまとめた

TOEICの勉強法

TOEICの勉強をする場合、part毎に攻略していくのではなく、いろいろなpartをまんべんなくやって行くのが良い。
理想的には、毎日、文法・リスニング・リーディングをバランスよくやること。

メモもテキストも使わず、電車の中では手ぶらでリスニングだけに集中する。

リスニングは途中で止めない。二度聞きしない。
テストの時はできないのだから、テスト本番に準じてなれること。

part2のリスニングは最初の単語に全力集中する。

リスニングの part 3、 part 4はとにかく先読み。

リーディングは全部読み先読みしてる時間はない。

part5の文法は10分以内でやること。

絶対に後戻りしない。回答を空欄にして提出しないのは当たり前。





その他の読書メモ

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