2014年12月31日水曜日

ヒルトンバケーションズクラブ、レスキューポイントが失効しそう(涙)

ヒルトンバケーションズクラブという、コンドミニアムのタイムシェアプログラムがあります。

日本でも、建物を区分所有する概念がありますが、タイムシェアは区分所有をさらに進めて時間に分けて所有しようというもの。

一つの部屋を52人で共有して、1年は52週あるので、それぞれの人が1年につき1週間だけ利用できる権利を持ちましょうという概念ですね。
1つの部屋だと、あまりに利便性が悪いので、このようなものを沢山の部屋で束ねて、利用券を「クラブポイント」というポイントとして配分し、取り扱っているコンドミニアム相互に利用できるようにしたものが、コンドミニアムのタイムシェアというもの。

あくまでも利用するその年に権利のようなもの。
使用する年が過ぎてしまうと、施設を「利用させることができなくなる」ので、ポイントは蓄積できず、使わずに月日が経過すると、次づきと失効していく性質のものです。


ただ単に、失効していくだけでは利便性に欠けるので、ヒルトンバケーションズクラブでは、使い切っていないクラブポイントは、手数料を払えばレスキューポイントとして翌年も使用できる利点があります。
(クラブポイントをレスキューポイントに移すには手数料69ドルが必要。)

このレスキューポイントは繰り越した翌年にチェックインする宿泊に利用できるもの。
繰り越した翌年内に予約すれば良いのではなくて、チェックインする日が翌年でなければならないので注意。

例えば2014年のクラブポイントをレスキューポイントに移行すると、このレスキューポイントは2015年内の宿泊に利用することができる。
このレスキューポイントは、2015年に利用できるクラブポイント(2015年のポイント、2016年のポイントの前借り)と合算して使える。


2013年のクラブポイントを2014年のレスキューポイントに繰越し、2014年中に2015年8月の予約をしようとしてレスキューポイントは使用できなかった。
私は勘違いしてました。2014年のレスキューポイントは2014年の宿泊にしか使えない。
これを2014年12月30日に気づいても後の祭りです。
しかも、
レスキューポイントは、ヒルトンホテルのポイントHilton HHonorsに移すことはできません。
レスキューポイントの再繰越もできません。


なので、年末にクラブポイントの残高がある場合には、

  • レスキューポイントに移行して次の年に利用するか
  • ヒルトンホテルのポイントHilton HHonorsに移して、いつの日にかホテルの宿泊等に利用するか

の選択に迫られます。
いずれにしても手数料が掛かるので、残高が少なければ「そのまま捨てる」というのもありでしょう。


レスキューポイントをその年末に気づくという失態を犯した場合、最後の手段としてはRCIの交換バケーションのポイントに手数料を払って移せば、次の年にRCIリゾート提携施設で利用することができるので、それにかける状態になります。


しかし、7 ヶ月以上先の来年8月の予約とろうとして探しても、さすがにハワイ(オアフ島、ハワイ島の両方共)は「満タン」で予約できない状態。



ヒルトンバケーションクラブは、休みが集中する盆正月、連休に使用するのは結構難しいですね。


まあ、もともとは1つのものに52倍も利用者がいるもの。
順繰りに使用するのだとすれば、全員が利用できるけれど、盆正月、連休などに利用者が集中するのなら、殆どの人は「利用できないシステム」なので、利用するのが難しいのは、そもそも寛容すべきものだと理解しているので、腹は立たない。

利用するための努力は必要なものですね。
快適な海外旅行は楽ではありません。でも、利用できたときには、とても良かったので頑張らないとねぇ。