2016年7月30日土曜日

ハワイでZIP SIM(旧名 Ready SIM) を使ってみた。

海外旅行で使えるSIMカードとしてGigSkyも持っているのだけれど、設定が簡単で、アマゾンで事前に購入できる値段は1GBで3000円強とGigSkyの半額と安いので使ってみました。
ちなみに使用したスマートフォンは、家族3人共Nexus5です。

結論からいうと、

  • オアフ島ワイキキではGood。
  • 田舎であるハワイ島では難あり。
  • 設定は楽ちんでした。

次にアメリカに旅行するときにもこれだな。と思う。

Amazonで購入したZIP SIM

設定について

一応、設定方法として、SMSでZIPコードを送ると、その地域の電話番号を割り振ってくれるという。
でも、電話を使わないで、データ通信だけなら、そもそもどんな電話番号が割り振られても構わない。
SMSを送らなければ、約8分後にランダムな電話番号が割り振られて使用ができるようになると説明書にも書いている。

これって、裏読みすれば、電話番号が何でもよければ、SIMカードを差し替えて再起動(普通は電源を切った状態でSIMカードを差し替えるので、SIMカードを差し替える行為だけで良いのだ)するだけで使えるようになるということか。

というわけで、試してみました。
SIMカードを差し替えて、ホノルル空港でスマートフォンの電源をONする。
入国審査が終了した時に確認すると使えるようになっていました。

これはいいや。

ZIP SIM
左上 標準SIMサイズ、 右上 Micro SIMサイズで電極側
下 nani SIMサイズ
切り込みがあるので、全てのSIMのサイズに対応可能でした。


他のカードでも
  • カードの登録とアクティベイト
  • SIMカードの差し替え
  • APNの設定
  • データローミングの設定変更
と、これだけなので、大した手間ではないのだけれど、

海外旅行中に家族それぞれが別行動をして、外で待ち合わせなんてことを平気でしてしまう我が家です、家族間の連絡をいかに安く確保するかが課題。
すなわち、家族全員のスマホにSIMカードを準備する必要があるというわけだ。

しかも、今回は飛行機を取る都合で、家族が2手に分かれて別便。
SIMカードの設定をしたことがない者にとって、上記の手順を確実にこなせるかというと、それはそれで不安。
しかもしかも、海外で通信が不能になった場合、誰かに聞こうにも、それもなかなか大変。
なので、SIMカードの設定をいかに簡単に確実にさせるかという大きな課題があったのだ。

というような事情のもと、今回はZIP SIMをメインにして、バックアップにGigSky。
それでもダメならWifiが繋がるところからLINEで連絡
ということにした。

ほんとうに、SIMカードを入れ替えて、スマホを再起動するだけで繋がってくれるのはありがたいと思う。

[追記]オアフ島から離れ、一度ハワイ島に行き、さらにオアフ島のホノルル空港に戻った時に、30分程度は通信が不安定でした。
 その後、ホノルルの部屋から、電話でハワイ島での宿泊先に忘れ物探索のため何度も電話をしなければならなくなりましたが、この時は、安定して通話ができました。
 予約の時には、日本語も通じで便利なのだけれど、複雑な通話は内容だと限られた日本人スタッフが不在ならどうしようもないので、頑張ってたどたどしい英語を要件を伝えなければならず、身振りが使えないので、どうしても通話が長くなる。
 こんなときに、どれだけ掛けても電話の通話が無料だととてもありがたかった。

ハワイ島では通信エリアに難有りかな

ホノルル空港では問題なく使えたけれど、ハワイ島では圏外が多いので困った。

ハワイ島のコナ空港ではつながったが、
ヒルトン・ワイコロア・ビレッジでは繋がらない場所がほとんどだった。
このような状態になると、通信速度が速いとか遅いとかの問題ではなくて、繋がるか繋がらないかの問題。
繋がっても、かなり不安定で頻繁に切れるという状態でかなり辛い。


ハワイ島に行くにはZIP SIMは考えものかもしれない。


ついでに書くと、Hilton Grand Vacations ClubのWaikoloa bch rst 内の無線LANもかなり弱い。
ちょくちょく切れます。

通信エリアについて

    ホノルル空港
    Hawaiian航空のロビー・・・使えました。
    ハワイ島からホノルル空港に戻った時のHawaiian航空の手荷物受取所。・・・使えない。ハワイ島からオアフ島に移動したためなのか、とにかく不安定で使えません。電話付きSIMなのに電話もダメでした。外に出て、スマホの電源を何度か入れなおしたり、データ通信のオンオフを繰り返していると通信が可能になりました。この場所が悪かったのか、エリアの離れた場所に移動すると、暫くの間不安定になるものなのか、、、不明です。
    ワイキキ
    ヒルトンからDFS、ロイヤルハワイアンセンター付近・・・安定して使えました。
    アラモアナ・センター・・・使えました。
    ハワイ島
    コナ空港・・・使えました。
    ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ・・・不安定
    マウナロア山の山頂・・・3枚のうち、1枚はつながりましたが、その隣2枚はダメという不思議な現象。ちなみに、スマホは3台とも同じNexus5

帰国後

SIMカードを日本で使っていた元のSIMカードに差し替えるだけで完了。
 パケ死にならないよう、念のため、データーローミングがオフになっているかを確認しましたが、オフになっていました。

ホノルルで見た広告のSIMとの比較

ワイキキで入手したフリーペーパーの、Wifi、SIMカードの広告

WiFiレンタルが一日7ドル。データ使用料が別で1GBあたり10ドル。
SIMカード販売が40ドルから。

SIMカードは、目安として、3~7日滞在なら十分の量とあります。これならAmazonから日本で購入できるZIP SIMのほうが割安かな。
Wi-Fiレンタルも日本でレンタルするほうが安い。しかもデータ使用料が別途かからないことが多いので、日本で借りて行くほうが得だな。





ホノルル空港で入国とハワイ行に乗り換え

入国審査と税関

ホノルル空港の入国審査は、かなり機械化が進んでいる。
そして、家族連れなどは、グループごとにまとまって審査にすすめるようになっていた。

以前、アメリカに入国したことがある人は、自動化機械だけで手続きと審査が済むようだ。(*1)
でも、子どもなど、グループで一人でも以前の入国審査で指紋の登録とかが終わってないと、自動化機械の処理の後に、審査官の列に回される。


審査官のところで聞かれたのは、旅行目的、あと、最近は厳しくなった食べ物の持込みについて聞かれた。
ここは正直に答えよう。
「Yes, I have うどん、素麺、ソイソース」

税関申告書をよく読めばわかるが、
野菜、果物の持ち込みは禁止。
肉類、肉類の加工品の持ち込みは禁止。

うどん、素麺は、穀物の加工品だから大丈夫なのだそうだ。
醤油もOK

ただし、卵を含んでいるマヨネーズ、肉エキスを含んでいるインスタントラーメンはアウトらしい。

事前に聞いていたが、数年前とは違って格段と厳しくなっているそうな。
見つかったら良くて没収
罰金が加わることもある。

無申告で持ち込みが見つかった場合は、かなりのペナルティになるとか。
ということで、正直に申告
「Yes, I have うどん、素麺、ソイソース」

列に並んでいる間に見てしまうモニターには、空港で活躍する麻薬探知犬ではなく、果物探知犬の動画が流されていた。
麻薬探知犬のように、荷物間をウロウロし、スーツケースに犬が反応して、スーツケースの中から「みかん」が見つかるというもの。食べ物の持込みは結構厳しいです。

くれぐれも、ダメな野菜、果物、肉類、肉エキスを含んでいるラーメン、卵の加工品であるマヨネーズを持ち込まないように。


入国審査のあと、バゲージクレームで、飛行機に預けた預託荷物を受け取り、税関へ。
検査がなければ、税関はほぼ素通りに近い。

国際線から外国内の国内線に乗り継ぐ場合は、荷物は最終目的地までとして預けるけれど、外国の最初の到達地で入国審査と通関のため一旦荷物を引き取り、人間と荷物一式で税関を通るという仕組みになっている。
税関では関税申告書の内容などから、係員から指示された場合は荷物を開けて確認を受ける。

案内表示には「ここでは係員から『開けて』という指示がない限り、荷物を開かないで」ということが書かれていた。スムーズに処理する必要があるからでしょうね。

税関通過直後に、乗り換え便のために荷物を再び預ける。


着陸から、駐機スポットで停止するまでは5分位
その後、比較的スムーズかなと思っても入国審査が終わったのは、着陸から約50分

*1 飛行機手配の都合で別便で一人で移動した妻は自動化された機械処理だけで入国ができたという。
ホノルル空港、ハワイアン航空のロビーより

ハワイ島行きの飛行機に乗り換え

オアフ島のワイキキあたりに行く人は、税関を通過で全ての手続は終了、ここからタクシーなどで目的地に向かいます。
ハワイ島に行くならば、主にハワイアン航空が運行する他島行きの飛行機に乗り換える必要があります。
荷物検査を受けた後のセキュリティエリア同士はつながっているのですが、入国審査と税関の出口が外につながっているため、強制的にセキュリティエリア外に出されてしまうのが面倒なところ。
隣の建物である、国内線のターミナルまで歩いて移動する。

ハワイアン航空のターミナルに着くとまずは、フライトのチェックイン
バーコードでチェックインできるから簡単・・・・の筈が、エラーの連発

聞いてみると、日本出発時にすでにチェックイン済みで航空券が発行されているので、そのままで良いとのこと。

その次にセキュリティチェック。

日本の国内線だと、ペットボトルの飲み物などは、検査機の検査を受けて持ち込めるが、ここでは100mlを超える容器に入った液体は一切ダメ。
封を開けていないペットボトルの水もだめ。

国際線の中で配布された水を飲む機会なく鞄に入れたままだったので、「発見」されて没収。
直前に水を飲み干して、空のペットポトルを携帯した息子は無事通過。

セキュリティチェックを通ると、ゲートは近いので、あとはあまり時間は掛からない。

日本の飛行機だと、国内線でも出発15分前には搭乗完了という感じだけれど、ここは違う。
15分前くらいから搭乗開始で5分前くらいでも平気のようだ。
(でも、余裕を持って行きましょうね。)

とはいっても、ここまで国際線の着陸から70分。

日本からのフライトが遅れることも考えると、乗り換え時間は最低限2時間
時間にゆとりを持ちたいなら3時間がちょうどいいと思う。
4時間の待ち時間がある飛行機しか取れなかったので、もう暇、暇
ポケモンGo のポケスポットが近くにあったのでポケモンは稼げましたけど。

セキュリティエリア内の飛行場の治安は良いようで、現地の人もベンチで居眠りしたりしている。
スマホも日本と同じように堂々と出して使っている。
ロビーにあるATMでは普通にお金を引き出している。
(それでも日本人は注意するに越したことはないけどね。)

ホノルル航空からオアフ島以外に行くハワイアン航空のロビーでは、アメリカの国内線では珍しい日本語でのアナウンスがあります。
看板も日本語表示あり。


このエリアで、日本のカルピスウォーターを買うことができた。
500ml 3ドル75セント、ほぼ400円っ
アメリカで日本のものを買うと高いなぁ。

ホノルル空港のロビーでは、有料のWifiはありましたが、成田空港のような無料のWifi接続は見当たりませんでした。

2016年7月28日木曜日

成田空港では、出国ゲートを通過する前に用事は済ませるべき

ハワイまで乗る予定の飛行機が故障のため結構したので、まる1日以上、成田空港で過ごしました。

それで感じたことですが、
海外旅行に行くための出国審査を通過したあとのエリアには、

  • (たぶん)高級化粧品
  • 宝石・アクセサリー類
  • 日本人がここでは買わないだろうという10万円を超える炊飯器とか

免税店などはわんさかあります。
女性ならば、夢の免税店エリアかもしれません。最近は女子力の高い男子もいますけど、それはおいといて、少なくとも普通の男性陣には興味はないようなもの。

でも、ちょっとしたお菓子を買いたいとか、食事をしたいとか思ってもほとんど選択肢はありません。

あっても、あまり美味しくもないラーメンが800円とかするし、うどん類も1000円くらいの値段はらくらくしてしまいます。

免税だから安いんじゃないのかと、思ったら大間違いで、税はかからなくても観光プチボッタクリ料金が設定されています。
出国の手続きをしてしまっているので、よほどのことがない限りもう戻れないから、選択肢はないのです。

フライトがキャンセルされて、航空会社が手配してくれたので、戻ることができました。「出国中止」の手続きになるようですね。


成田空港についたら、少しでも早く海外に近づきたいと、航空会社にチェックインしたら、早々にセキュリティチェックを済ませ、出国審査へと進んでしまいたくなりますが、そこははやる心を抑えて、セキュリティチェック前のエリアで、食事とか最後の買い物を済ませてしまいましょう。

一般エリアなら、土産物屋もありますし、ユニクロで安い服を買い足す事もできます。無印良品もあるので、旅行小物を追加することもできます。フードコートもそれなりに充実しています。




2016年7月25日月曜日

空中線の基本的な公式・・・電波工学

空中線利得と有効開口面積の関係



絶対利得と相対利得の関係

測定上容易な半波長ダイポールを基準とした相対利得 G【dBd】と、
受信電力を求める時に便利な絶対利得Giの関係。

絶対利得とは、等方性アンテナ(現実にはあり得ない仮想のアンテナ)を基準にした場合の利得。


送信電力Pt[W]、利得G、距離r[m]から電界強度Eを求める公式






2016年7月23日土曜日

新宿バスタから博多までの、超長距離夜行バスに乗ってみた

乗ったバスは、ロイヤルエクスプレス R900TF便 というもの。

東京から博多まで運行される夜行高速バスで、運行距離では日本最長の部類に入るもの。



運行時刻は



東京駅発 20:20
バスタ新宿発 21:00
横浜YCAT発 21:50
小倉駅新幹線口着 10:15
博多駅筑豊口着 11:30
榎田ロイヤルバス車庫着 11:55

始発から終着までは実に15時間35分になります。

貴重な休憩場所である宮島サービスエリア

設備

独立3列シートカーテン付き

独立3列シートで、窓側シートの通路側にはカーテンがあるので、シート部分だけのプライベート空間が確保できます。


フットレスト


高速バスのフットレスト


フットレストはゆったり足が置けて快適でした。

各席にコンセント

コンセントは各席に1つあります。

トイレ

トイレは付いている。
当然だけれども、揺れるし狭いので使いにくい。
手洗いの水は出なかった。

これだけ狭いし、おまけに水も使えないのだから、洗顔や歯磨きは無理。

出来る限りトイレは途中休憩のサービスエリアで済ませたいところ。

その他

パックのお茶、使い捨ておしぼり、ほっとアイパック(蒸気でアイマスク) の3点が付いています。
ブランケットもあります。


運行状態

GPS記録から

夜行バス 東京-博多、ロイヤルエクスプレスのGPS記録

  • 21:00 ピッタリに、新宿バスタを出発。
  • 21:52 横浜YCATを出発
  • 22:21-22:37海老名SA・休憩
  • 01:27-0:133岡崎SA・乗務員交代のみ
  • 04:12-04:31三木SA・乗務員交代と給油のみ
  • 07:38-07:59宮島SA・休憩
  • 10:23-10:28小倉駅
  • 11:37 博多駅筑豊口着

14時間30分の所要時間で遅れが7分
バスとしては問題ない誤差の範囲でした。
(乗車日 2016/07/22)

本当に、きれいにきちんと95km/hという制限速度を守って一定速度で運転していますね。

乗務員は2人乗っていますが、交代間の運転時間は、休憩なしの連続3時間になります。
深夜の運転とかで連続3時間というのは大丈夫なのだろうか、と思ったりします。

これだけ長い運行区間を2人乗務の2交代で行わなければならないのだから、仕方が無いのだろうけれど、ちょいとしんどいのでは?。

ちなみに、2015/11/03に乗った新宮から池袋行きの夜行バスでは、約2時間毎に運転を交代していた。
2015/11/03 新宮-新宿間の高速バスをGPSで記録


夜行バス 東京-博多、ロイヤルエクスプレスのGPSの高度記録

ついでにGPSで記録した高度です。
やはり、足柄サービスエリア付近が一番高い峠なのですね。


休憩

休憩は神奈川県の海老名サービスエリアに夜10時半頃
次は、広島県の宮島サービスエリアに午前7時半頃
この2回だけです。

途中、岡崎SAと三木SAに停車しますが、乗務員交代とか給油のみ

感想

夜中に冷房効きすぎ

夜中には冷房がガンガン効いてしまい、寒くて何度も目が覚めた。
毛布を被り耐寒生活だった。

女性なら、薄手のカーディガンなどを持っていることが多いが、野郎にはそのような手頃な防寒着など持ち歩いていないので、意識して準備しないとかなり辛い思いをする。

高速バス、深夜の車内の気温

車内騒音

スマホのアプリで走行中の車内騒音を計測
コンスタントに90dBに張り付いていました。

やはり、耳栓は必須ですね。


ちなみに、帰りの飛行機内では、巡航時85dB弱、着陸時80dB弱 でした。

夜行バス車内の騒音

関門海峡で九州到達を実感

新幹線でも、列車でも、飛行機で来ても、関門橋大橋を渡ることはできません。
トンネルをくぐって、はい九州というより、やはり橋をわたって到達したほうが実感が強いですね。

関門橋大橋通過中。向こうに見えるのが九州です。








2016年7月3日日曜日

ミストをエアコン室外機に吹きかけて電気代の節約ができるのか

ミストをエアコン室外機に吹きかけて電気代の節約ができるのか

暑いさなかにエアコンの室外機が回っているのを見ていると、
「室外機を涼しくしてやれば、電気代も節約できて、環境にも優しいのでは」
と思ったりします。

エアコン室外機にミストを吹き付けることについては、室外で使う仕様だし、雨の中でも雨滴を吸い込みつつエアコンを回しても良い設計になっているのだから、ミストを吹き付けるくらいで壊れたらおかしいでしょ。
という理由の元に、可能だと判断しました。


ということで、可能なのか、とりあえずググッてみました。

商品のご紹介|エアコン室外機ミスト|ワールドガレージドア

やっぱり、同じようなことを考える人は居るんだね。

これによると、
エアコンの消費電力を約9.5%節約できるそうです。
水道の使用量がミストノズル1個あたり毎分0.13リットル。
価格は4800円

皮算用

10%として、ざっくり計算してみましょう。

エアコンの平均消費電力を600Wと仮定。
1日4時間、ミストを稼働したとして、この間の消費電力が10%節約できるのだから、
節約できる消費電力は
600W * 4h * 0.1=240Wh

電気代が1kWhにつき25円とすると、1日で節約できる電気代が6円
7月、8月、9月+αのフル稼働で、1年間に100日稼働したとして、年間に節約できる電気代が600円。

水道料金
0.13 (リットル/分) * 60分 * 4時間 *100日 = 3120リットル/年

水道料金を1000リットルで100円として、年間約300円の水道料金が掛かる。

差し引き、年間300円の節約


ミストのホース代が、4800円(税別)
このホース代を電気代の節約でペイできるまで17年・・・・

だめじゃん・・・

大規模な例

家庭用ではなくて大規模な例として、
大阪市 水道局 業務用空調室外機周辺におけるドライ型ミスト散布

ちなみに大阪市水道局の実験では、7.5%の消費電力が節減できたという。
上の試算よりもっと悪い・・・

ビル設備のように、多くの電力を消費し、ミストノズルの代金が割合が安ければペイできるけれど、家庭用のエアコンではとてもペイできなさそうだ。


結論

やはり、家庭用エアコンは、エアミストで電気代の節約なんて無意味なのでやめておこう。