2013年11月26日火曜日

【読書メモ】クラウド「超」仕事法、スマートフォンを制する者が、未来を制する、野口悠紀雄、2011、講談社

【書籍】クラウド「超」仕事法、スマートフォンを制する者が、未来を制する、野口悠紀雄、2011、講談社

野口悠紀雄先生が待ち時間に出している条件


1.個室の控え室である必要はないが、AC電源のある場所を用意して欲しい。
2.待ち時間の間、一人にして欲しい。
3.懇談会では、乾杯が終わったら退席させて欲しい。
「待ち時間の間に、作業をしたい」という魂胆が見え見えだが、主催者側としても受け入れるのに問題のない条件。

将来便利になることは覚えなくて良い

そりゃそうだろうな。MS-DOSのconfig.sysでFEPの組み込みなんて、昔覚えたけれど、あっという間に全く使わなくなったのだから。

音声メモはほとんど使えない

聞き直すのに録音したときと同じ時間が必要だし、音声認識もまだ使い物にならない。

手書き文字認識も使えない。

急いで乱筆で書いた文字などまず無理だ。
機械で認識されるように丁寧に書くなんて、本末転倒である。

情報の分類はやめて、並べるだけ

あとは「検索」で探し出す。

ToDoリストの罠

ToDoリストは仕事をするためのリストではなく「先送りするためのリスト」になる危険が孕んでいる。
また、残りを減らすために、やりやすいことから片付けた結果、重要なことが残ったままになる危険もある。

隙間時間の活用は重要だが、できることには限界がある。

重要なことをやるには集中することが必要で、隙間時間からではできない。


やはり紙に書いて考えるのが一番

でも、紙のままで保存する必要はなくなった。


寝ながら仕事をする方法

1.寝る直前まで仕事をする。
2.枕元にメモと筆記具を置いておく
起きたときがゴールデンタイムで、忘れないうちに、すぐにメモをする。
寝ている間に生まれたアイデアの生存期間は極端に短いので、メモをしないとすぐに思い出せなくなる。

語学の学習にもYoutubeは有用だ


新聞の株式欄はもはや何の効用もない。

Webでもっと詳しい情報が、早く、簡単に入手可能だからだ。


「荒らし」について

強い反論は、特定の業界の既得権を批判した場合に来る。
どの業界を批判した場合にどのような反論が来るかは、はっきりした傾向がある。


「試験」というものについて

現代社会で必要な試験は、日常生活で利用可能な手段を全て認めた上で、能力をテストできるようなものでなければならない。


その他の読書メモ

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