2015年1月24日土曜日

ぺんてるの0.2mmシャープペンシル「オレンズ」を衝動買い

恵比寿アトレがポイント2倍セールだったもので、
かねてから眺めていた、ぺんてるの0.2mmシャープペンシル「オレンズ」を有隣堂で衝動買いしてみた。



シャープペンシル本体が500円 税別
替芯が10本入りで200円 税別

本体はそんなに安っぽくはないかなという感じなのでOK
500円なら問題なし
替芯はかなら割高・・・でも、そんなにたくさん消耗するわけでもないからいいか


このシャープペンシルの特徴は先端のパイプ部分から芯を出さずに書くということ。

筆圧によって、先端のパイプ部分が必要分だけ凹むので書くことができるようだ。

なので先端から芯が出ていない。
だから芯が折れない。


普段は、鉛筆やら0.9mmシャープペンやらの太い芯で、大きな文字を手早く書くことが多いのだけれど、ときどきどうしようもなく細かな文字を細い筆記具で書きたい衝動に駆られる。
こんなときに、このシャープペンシルがこの細文字欲求を満たしてくれるだろう。

ちなみに、書き比べてみたらこんな感じ。
やっぱ、0.2mmのシャープペンシルって細いな




楽天で見てみたら、本体が390円、替芯が139円だった・・・やはり通販の方が安いのか


2015年1月6日火曜日

甲州市にふるさと納税した景品のスパークリングワイン、さすがに町の宣伝も兼ねているだけあって美味しいぞ

2014/12/22に甲州市にふるさと納税という寄付をした景品のスパークリングワインが届きました。(再配達で受け取ったのは1/4。でも、実は12/30に届いていたようです。)

思ったより早いっ

ふるさと納税で甲州市から頂いたスパークリングワイン
ふるさと納税で甲州市から頂いたスパークリングワイン

ふるさと納税で甲州市から頂いたスパークリングワインの梱包状態
梱包状態


山梨県甲州市にふるさと納税して頂いた「スパークリング甲州2013年収穫」


まだ味見をしていませんが、見た感じなんだかよさ気です。
さくらの香りがする、ほんのり辛口の美味しいスパークリングワインでした。(2015/01/16追記)

甲州市に5000円ふるさと納税の寄付をするとこれがいただけました。



甲州市の他にも
  • 静岡県牧之原市・・・10000円寄付して無洗米9kg
  • 島根県松江市・・・・10000円寄付してカニ
  • 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町・・・・10000円寄付して熊野牛500グラム

を頂いたり、頂けることになっていたりします。
だいたいこれで限度額いっぱいかな。
自己評価額でだいたい12000円分の価値でしょうかね。これが、実質負担2000円でいただけるので利益十分です。

ふるさと納税には以下の様な利点が考えられます。

景品がもらえる。

  • 上限以内なら、自己負担額2000円で、いろいろな景品を貰えます。
    頂ける景品の価格が2000円を超えれば、実質黒字です。

    景品選びは、「ふるさとチョイス」などというポータルサイトがあるので、いろいろ選べます。
    「ふるさと納税」で検索すれば、すぐに見つかります。

  • クレジットカード払いならば、クレジットカードのポイントがたまります。

  • 高校の授業料助成の基準となる地方税額そのものを減らすことができます。

    高校生の親でなければわかりませんが、平成26年度に入学した生徒では、地方税の納税額で助成対象となるかどうかが決まります。所得ではなく税額なので、ふるさと納税(じつは寄付金です)をすると、その分に近い金額を地方税から税額控除を受けられるので好都合です。

    もし、基準ぎりぎりであれば、助成対象となるかならないかは大きな違いなので、やらない手はありません。



欠点です

  • 確定申告しなければ、税額控除が受けられません。
    確定申告をする人ならば、手間はあまり変わりませんが、確定申告などをしたことがない給与所得者(サラリーマン)には面倒なことかもしれません。
  • 限度額が正確にわからない。
    そもそも、その年の収入を正確に予測できないのに、納税額とか控除額を正確に計算しにくい。
    なので、限度額いっぱいを狙うのが難しいのも欠点です。
    これは、昨年の地方税額から推計してしまうしかないか。
  • 自分の住んでいる自治体の辛いことに・・・
    あと、自分が住んでいる地方自治体の税収が減ることになるので、自分自身への住民サービスの低下となって跳ね返ってくるかもしれません。


2015年1月2日金曜日

【読書メモ】東大首席弁護士が教える超速7回読み勉強法、山口真由著、PHP研究所

東大首席弁護士が教える超速7回読み勉強法、山口真由著、PHP研究所を読みましたので読書メモなど



「頭の良い人」にはいろいろあるが「勉強ができる人」は一つのわかりやすい尺度

勉強はどんな人であっても、一つの方法でじっくり積み上げていけば、知識は必ず身につき、成績へと反映される。
「勉強ができる人」になるためには「自分の勉強法」を確立すること。
すなわち、知識を自分のものにするための最短距離を心得ていて、これを実践すること。

勉強法を確立すれば楽ではあるが、「勉強が楽しいこと」と同義ではない。
知識を学び自分のものにするには「努力」ということが必要だが、これは必ずしも楽しいものではない。
「学ぶって面白い」「楽しくなればやる気が起きる」というフレーズは、一種の幻想か実態から離れたプロパガンダ
なんの目標も喜びもなく、楽しくもない勉強だけを延々と続けるなんて無理な話。
目標を持つことは、勉強を始め、続けるための基本中の基本


「まだ何もない自分」に必要な「根拠なき自信」
 不安だけで、自信が全然なきゃ、行動の原動力ができないですものね。
 負けず嫌いなので、根拠なき自信は常にいくらでも湧いてきます。(笑)


失敗が自分自身の価値を下げるかのような考え方を一切しないこと。
 負けず嫌いな私ではありますが、すみません、こんな考え方がある事自体知りませんでした。こんなふうに思ったこともありません。
 


「好きではない」からこそ、一度で受かる
「辛いことは最短で済まそう」
 なるほど、そういう考え方もあるのか


資格試験は達成度試験ではなく、合否をつける試験。
合格しなければ意味が無い


試験問題は「何回も読む」作戦の変形で「何回も解く」作戦
 最初は間違いを全く意識しないことが良いようだ。
 いちいち間違いに向き合っていると気持ちが沈み勉強がはかどらないからだそうだ。
なるほどね。

 そのため、最初の段階では間違えた問題に一切チェックをしないのだと。
 全体を5回位解いてから初めて誤答のチェックと間違えた問題の分析を行うのだと。5回も特と正答率は8割くらいだとか。この時点で資格試験の合格ラインはクリアしているように思うが・・・。


東大で首席になる方法は、すべての科目で「優」をとること。優をとるには、上位3分の1に入ればいい。各科目でトップをとらなくても良いから、全科目で確実に上位3分の1になることを目指した。
なっ、なんと合理的な考えができる方なんでしょう。すごいわ。


社会人になると、インプットの時間よりアウトプットに割く時間が圧倒的に多くなる。
 学生の時は、テストの時以外はインプットの時間ですからね。


財務省では「残業時間が月300時間」


 夕方5時に終わってから、深夜0時まで月曜日から金曜日まで働いて、週の残業時間が35時間。1ヶ月は4週間と計算すると、これだと月の残業時間は140時間にしかなりません。
 土日に8回(「全て」ということです)出勤して、15時間ずつ時間外労働しても260時間の時間外労働しかできません。
 月に300時間の残業をするためには、毎日朝7時から深夜1時まで休みなく働かなければ達成できません。
 ちなみに財務省は、特にひどいようで、誰に聞いてもマジでこんな感じです。財務省以外の官僚ではだいたい月の残業時間は150時間から200時間という感じでしょうかねぇ。
 ちなみにちなみに、残業時間のほとんどは無給で、サービス残業です。

 企業ではないから「ブラック企業」とは言われませんが、まさに「ブラック」です。
 なんとなく、お役所が本気でブラック企業対策ができないわけがないことがわかりますね。

財務省では、国会答弁用の質問を聴取する仕事と、回答作成先を調整する役を新人にやらせる。
 これは凄いな。ひどいなと思う。


非難するのは逆効果。そうすることで「ごめんなさい」という言葉を引き出せても全く解決策にはならない。
 ごもっともです。

「ネガティブフィードバック」をするより「ポジティブなフィードバック」をしてみる。
 ごもっとも、ごもっとも。
 いつもそう心がてけいるのですが、、、、できない時もあります。


「誰が読んでも誤解が生じないように、そのためには一つの文章が二義的に捉えられることがないよう、事実を正確に伝えること」が重要
 これは、法律家の分野。
 行政屋では、後で言い換えができるように、「一見して、具体的なようだけれど、後で言い換えができるように、幅のある文章」を求められることも多くあります。

文章は書いてすぐには送らず、3回読む。そうすれば誤字脱字はほぼ見つかる。
 私は可能なら、ある程度の時間寝かせて忘れて、他人になった未来の自分の読ませています。そのほうが論理的な誤り(思い込みが多いものですから)も見つけやすくなります。


法律家の世界では「結論の妥当性」が重要
 すなわち「落としどころ」をどこにするか、その感覚が他の関係者と一致していることが法律家に求められる重要な資質だそうな。
 途中の議論が優れていても、結論がおかしければ誰も納得しないから。
 本当に、言えているようだ。


7回読み勉強法

その理由

  • 「読むこと」の負担は小さい。
     1回1回が流し読みなので負担が小さい
  • 情報をインプットするスピードが早い
     「書く、話す、聞く」より「読む」が圧倒的に早いから
  • いつでもどこでもできる。
     本一冊あれば、場所、時間を選ばずできてしまう。


注意事項

300ページの本を30分で読む。流し読みだから、速い。
 といっても1分で10ページはやはり速いと思うけどな。

7回に厳密なこだわりはない。

7回の各回の繰り返す間隔は短いほうが良い。
記憶が薄れる前に繰り返したほうが記憶に定着する。
間隔は1日以内が理想的。


集中しないといけないと思うとそれがかえって雑念となる。
「本を開いてページをめくっているなら、読んでいるということだ」と思って気楽に読み流す。
わからないことは次のときに読めばいいと気楽に。意味が取れなくても気にしない。

見出しだけを目で追う「助走の1回」を追加するのも良い。


必要なことが網羅されたものを繰り返し読む。
読むものを限定するので、網羅されていなければ困るから。


試験で「ヤマ張り」は悲劇の素


本を読む時に重要なポイントを意識して読まない。
常用なことは多く書かれているので、繰り返し読めば重要な事は必然的に手厚くなるから。
また、読み始めの段階で、重要なポイントとそうでないところを区別できるはずもなく、選んだ重要なポイントが的外れということもあるのだから、重要なポイントを探したり区別しながら読むことはしない。
どこが重要かをよく知っているのは、初学者より著者である。
著者が詳しく書いていることが重要なことが多い。

自分の裁量を入れ始めるのは、読む回数が進む、理解が進んだあとに、自分がどれくらい内容を把握していないかを知り、不安な部分を丁寧に読むときくらいか。

「7回読みは、本をそのまま脳内に印刷していくのに近い作業」なのだと
もちろん1回ではだめだから、薄い印刷を刷り重ねることで鮮明にしていく。
だいたい刷り上がったら、テスト印刷を見て微調整する。この時に初めて少しだけ自分の裁量が加わる。

具体的な方法

  • 1回目
    見出しを写しとる
  • 2回目
    全体を流し読み
    こんな内容のことが、こんな順番で書いていることを把握する
  • 3回目
    全体を流し読み
    アウトラインを少しだけ鮮明に
  • 4回目
    キーワードを意識して読む
    よく出てくる言葉、詳しく書かれている言葉が何かを感じ取る
    まだ理解しようとまではしない。
  • 5回目
    キーワードがどのように説明されているか意識する
  • 6回目
    細部も意識して読んでみる。
    「答え合わせ」の感覚で読む。
    5回目までに意識したキーワードについて「そうそう、こんなんだよ」というイメージで
  • 7回目
    しっかり定着させるつもりで読む


理解しようとして音読などしない
終盤に入ったら書く作業も役に立つ
書くことは記憶の定着に役にたつが、読みながら、できるだけ読むスピードを落とさず、汚い字でもよいので、どんどん走り書き
目についたキーワードや語句をどんどんランダムにでも走り書きする感じ。
これは、後で読み返すノートを作る作業ではない。


勉強に細かな計画は立てない
  • 計画を作りのに時間を必要とすること
  • 計画通りに勉強が進むことはまずないこと

なので無駄だし、予定通り進むないことで罪悪感を感じてしまうことが良くない。

模試などを積極的に受けて、その時点までのやることを決めるという外圧を計画の代わりに利用する。



テキスト選びに手を抜くな。
繰り返し読むのだから、手にとった感覚まで含めて気に入ったものを探すべき。




注意
これは個人的な読書メモであり、個人的に有用と思ったことだとか、ここの残ったことをまとめることなく綴ったメモです。

黒文字は本文そのままか、同義の要約を
青文字は、直前の文章に対して思ったことなどを
書いています。


その他の読書メモ

2015年1月1日木曜日

映画「寄生獣」を観ましたので感想など

あけましておめでとうございます

新年早々、息子と二人で映画「寄生獣」を観てきました。


「寄生獣」とは

「寄生獣」とはもう20年くらい前(1990~1995年)に岩明均さんによって書かれた漫画です。

私は、大学の博士課程のときに、研究室に積まれていた漫画(全巻)に遭遇して、その日のうちに徹夜して読んでしまった印象に残る漫画でした。

しかし、20年近く経って今更、アニメ化、映画化とは思っても見なかったですね。

いろいろなメディアで宣伝されつくされているので、息子と二人で見てきました。

寄生獣について、もう少し知りたい方はウィキペディアの「寄生獣」を見て下さいね。

ストーリーについてもっと知りたい方は、漫画を買って読んでください(笑)。

率直な感想は

「えっ、続き物なの」
の一言。

なんだか、お金を払って連続ドラマの前編だけを見せられた気分・・・満足感なし。

確かに、映画館のロビーにはこんな広告がありました。
広告はいま上映中のものではなく、先の公開予定の映画についてするもの。
よくよく見ると「完結編 4.25公開」となっているではありませんか。
この時点でからくりに気づくべきだったけれど、それは後の祭り。




さて、これからクライマックスだよね~
というタイミングでエンドロールが始まったときのショックは・・・期待裏切り度抜群でした。

続編(完結編)を見に行く気は全くなしと。


良い点といえば
戦いシーンのCGは見事に出来てました。
殺戮シーンは、グロくもなく、それなりに上手に作ったなという感じ。


作と映画との違い

名前に無頓着

原作では、パラサイトたちは名前に無頓着で、「名前など必要ない」と言っていましたが映画では「ミギーと呼べ」と自分から命名しています。

名前に無頓着なので名前すら考えていないので「A」と呼んでしたパラサイトがいましたが、映画では「お前たちに名乗る必要はない」と教えてくれないので「A」でした。

「A」と星新一の母

原作で「A」は職業不詳だったが、映画では警察官
原作で「A」は学校で暴れたが、映画では夜に待ち伏せして魚市場で星新一を襲った。
映画では「A」が星新一の母を襲った。原作で星新一の母を襲ったパラサイトはAではない。

映画ではAと戦ってトドメをささなかったたので、Aが再生のため襲って乗っ取った体が星新一の母という設定。
ちなみに原作では、全くの偶然で星新一の母が襲われる。
なので、映画のほうが可哀想な設定だな。

顎にパラサイトが寄生されている宇田守も映画では登場せず、星新一が一人で母に取り付いたパラサイトと戦って倒します。

島田秀雄が学校で暴れる場面

髪の毛でパラサイト判定する方法は、原作では島田の残骸を調査した捜査機関が流したのだが、映画では自然にネットなどで流布されていた。
しかも、島田が学校で暴れる発端が髪の毛でパラサイトとバレたからになっている。

暴れた際に投げつけられた薬品が、原作では硫酸だが、映画(TVアニメも)では油彩剥離剤では。


星新一が島田を倒す方法について、原作ではこぶし大の石を投げつけたが、映画では、鉄筋を切り取った即製の矢を、ミギーが弓となって射る方法に変わった。(まあ、映画のほうがかっこいいかな)
でも、「300mは離れないと、寄生獣同士のテレパシーで察せられるから、遠くの屋上から狙った」とか「警察とか、他人にミギーの存在を知られたくないからその場の戦いを避けた」とか「拳銃のような小さな弾ではすぐ寄生獣は倒せない。心臓を一撃で破壊するか、首と胴を切り離さないとだめだ」からという理由が映画では全然出てこないので、なぜ星が離れた屋上から島田を狙ったのか原作を読まずに映画を見た人には解らないだろう。

細かな設定上の違い、省略など

田宮良子が、星新一とミギーに合わせたのは、原作では「A」だけだが、映画では「A」と島田の2人だった。


始めて出会ったパラサイトが、映画ではラーメン屋の人でした。


Aが暴れたのは学校ではなく、映画では魚市場

島田が学校で暴れたときの被害者が、映画ではなぜか女生徒ばかりのような・・・。


星新一の父は、映画でははじめから出てこない。母子家庭のような設定。でも一戸建て住宅に住んでいるので裕福かな。
母子家庭なだけに、映画の星新一が余計可哀想だわ。

加奈(かな)のエビソードは映画では無くなっている。


映画の、村野 里美(むらの さとみ)が大人っぽすぎ。
女優さんを使うから仕方がないのかな


宇宙からの指令「この種を食い殺せ」という有名なセリフは、原作では田宮良子の言葉でしたが、後藤のセリフになっている。しかも、田宮からの問いかけに答える形のセリフとして・・・。


田宮良子の怖さは原作が上。
映画の田宮良子では怖さが足りないな。