ラベル 電力 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 電力 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2015年11月19日木曜日

山手線が1周回るのに必要な消費電力量は約650kWhかな

昨日、ツイッターで山手線が1周走るのに必要な電気代が10000円だとかいう話題があった。

山手線で1周走らせるのに掛かる電気代が10000円って、なんだか高いなぁ。
という印象。

山手線とホームドア、JR代々木駅にて
山手線とホームドア、JR代々木駅にて

山手線1周の電気代1万円説

ツイッターの素となったのはたぶん
「山手線1周の電気代が1万円でワロタw100万位するかと思った 俺のエアコン1カ月分かよwww」
に引用されている
「山手線を1周させるのに電気代はいくら位かかりますか?」

このページの記載では、モーターの消費電力から推定して、1040.5Kwhとしています。
頑張って推定したと思います。

これに、
電力料金表により、1kwhあたり9円12銭ということで掛け算しますと9489.36円と出ました。
ということだ。


もう少し信ぴょう性のあるものを探してみました。


山手線1周の消費電力量は約650kWh

「新宿駅改札の床を発電タイル(床発電)にしたら、発電した電力で山手線何周走れる? 」
というページには、

しかし、JRが発表している情報によると… JR東日本は、1車両が1キロ走る電力量の平均が「1.7kWh」だそうです。
山手線1周走るのに消費する電力は「645.15kWh」
とあります。

こちらのニュース
「JR東日本、大規模太陽光発電設備を車両センターに導入、発電電力を鉄道運行に活用」(日経BP環境経営フォーラム)

には、
2700kWhは山手線の1編成が同線(1周34.5km)を約4周走行する際の消費電力量にあたる。
と書かれています。
これからすると、山手線1周走るのに消費する電力は「約670kWh」となります。

以上の2つの記事からすれば、山手線1編成が1周を入るために必要なし消費電力量は、約650kWhというのが妥当でしょうね。

電気代にすればどうなのよ

電気代を1kWhあたり9.12円であれば、約6000円というのが、山手線を1周させるときの電気代ということになります。

 ただ、電気代の1kWhあたり9.12円がよくわからない。
 例えば「開業50周年、東海道新幹線の電気代金は片道いくらするのか?」では、
1kw12~14.8円(一般家庭22円よりも格安の大口顧客)
と記載されています。

 また、東京電力の「特別高圧季節別時間帯別電力B」の電気料金では、140kV供給で11.85~16.87円/kWhとなっています。
 まあ、JRとかはもっと大口なので、特別な割引契約があるかもしれません。
 そもそも、JR東日本は自前で発電所を持っていて、首都圏の90%は自前で発電した電力だそうです。(JR東日本川崎火力発電所/Wikipedia)
 なので、電気代は、JR東日本の発電原価で考えなければなりませんが、有用な資料は見つかりませんでした。自前発電が安くつくなら、9円/kWhも有り得そうですね。

 ということで、

  • 電気代が9円/kWhなら、山手線1周にかかる電気代は約6000円。
  • 電気代が11円/kWhなら、山手線1周にかかる電気代は約7150円。
  • 電気代が15円/kWhなら、山手線1周にかかる電気代は約9750円。

とやって、安くて6000円位、高くても1万円弱の電気代で山手線は1周できている。ということになりますね。


似たものリンク



2014年11月23日日曜日

電子情報通信学会のWPT研とEE研の予稿集のあらましをテキストマイニングしてみた

先日、久々に学会の研究会を聴講したのでその概要をまとめ中

聴講させていただいた研究会は電子情報通信学会の

  • 無線電力伝送研究会(WPT研)
  • 電子通信エネルギー技術研究会(EE研)

が併催されたもの。

ここの発表なんて、他人がまとめたものより、発表者本人が書いた予稿集を直接読むのが最もわかりやすいのは当然のこと。ここの発表を要約するなんて脳がない。

なので、全体としてどういうものかをまとめておくためにテキストマイニングをして遊んでみました。


テキストマイニングに使ったソフトは、これは有名中の有名な
KH Coder
http://khc.sourceforge.net/
ですね。

発表タイトルとその要約は学会のwebサイトから落とせます。
ただし、学会のサイトに載っていないものは、当日買った予稿集からOCRで取り込みました。

頻出用語を抽出するとこんな感じ

出現回数 用語
18 ZVS(Zero Voltage Switching)
14 DC-DCコンバータ
12 周波数
11 トランス
10 ワイヤレス給電
10 絶縁
8 インバータ
7 DCモータ
7 コイル
7 コンバータ
7 無線
6 E級
6 FET
6 直流共鳴
6 伝送効率
6 ビーム
6 モード
6 高周波
6 線路
5 PWM制御
5 結合係数
5 非接触給電
5 位相
4 GaN
4 TEC値
4 フェーズドアレーアンテナ
4 プッシュプル
4 エネルギー
4 コスト
4 スイッチ
4 基地
3 5MHz
3 LLC共振型コンバータ
3 スイッチング電源
3 デッドタイム
3 フルブリッジコンバータ
3 レクテナアレー
3 回転トランス
3 巻線構造
3 合成球面波
3 走行中ワイヤレス給電
3 入力インピーダンス
3 ゲート
3 サージ
3 シミュレータ
3 デバイス
3 ピーク
3 周期
3 小型
3 省エネ
3 地上
3 半導体
3 料金


こうしてみると、どんなことがいま注目されているのかなんとなくわかります。


その道の専門家なら、用語を見るだけでなんのことはわかルのでしょう。
アンテナやレーダのことなら、用語を並べるだけできっとわかりますが、電源なんて専門から外れます・・・ちょいと苦しい・・・。

そこで共起マップを書かせてみる。

WPT研、EE研の共起マップ
この図から解釈
解釈は人力なんだよね、テキストマイニング・・・

  • ZVSは動作についてとか、回路、効率なんてことが中心なのね
  • 直流共鳴はE級でプッシュプルなのか・・・そして6.78MHzなのね
  • TEC値って省エネに関係あるのか
  • レクテナアレーでDCモータ
  • 合成球面波でフェーズドアレーアンテナでビーム
  • 設備に基地、料金の削減、これに関係ある言葉が地上、走行だから、この辺りはコストのことまで考えられ始めているのね。結構成熟してきているのかな
  • 高周波ではデッドタイムが問題になっているのね


なんてことが想像できます。



あとは、必要に応じて、細かく読んでいけばいいのだ・・・・。


今回は1回の研究会(発表数で21件程度)のものでテキストマイニングをしました。
21件くらいまるごと読めよ・・・と思われるかも・・・読みますよ専門分野ならば・・・
でも、守備範囲くらいまで広がった範囲のものを全部読んでいるわけにはいかない。

読まずに、全体の内容をなんとなく知ろうというときにテキストマイニングは便利に使えます。

テキストマイニングは研究会1回分とかではなくて、1年間の学会の分野マルごととかでやってみると研究傾向の変化などを把握できて楽しいですよ。


2013年12月21日土曜日

電気自動車の普及には、電欠対策が必要不可欠だ

電気自動車(EV)を普及させるには、不意のガス欠ならぬ電欠に対応する必要がある。

ガソリン車なら、携行缶でガソリンを持ってきて貰えば、すぐにでも自走できるが、電気自動車ならその場で充電するにも時間が掛かってしまう。

北海道のような極寒地の吹雪の中だと、充電を待っている間に凍死しそうだし、高速道路では、路肩でのんびり充電などしていようものなら事故につながってしまう。

電気自動車でも、ガソリン携行缶でガソリンを入れるような応急措置ができるようでなければならない。

簡単に言えば、メーカー問わず規格を統一した非常用バッテリー接続端子を付けることを義務づけて、非常時はこのバッテリーだけを交換して自走するのだ。

走れる距離の目安は、高速道路で次のサービスエリアに行ける程度だから、50kmだな。

これだけの電気を、ロードサービスの係員一人が簡単に付け替えられる重さだから15kgのバッテリーで蓄えられるかどうか。

これができなければ、電気自動車の大々的な普及なんて危なくてしょうがないと思う。

2013年12月12日木曜日

電気自動車の消費電力とか発電効率のメモ

本田技研工業の「フィット EV」

1km走行するために必要な電力を示す「交流電力量消費率」は106Wh/km

トヨタ自動車は電気自動車(EV)の新製品「eQ(イーキュー)」

eQの交流電力量消費率は104Wh/km
搭載するリチウムイオン蓄電池の蓄電容量が12kWh


燃料電池の発電効率

現時点で、燃料電池スタック(水素で発電する「セル」を何枚も重ねてパッケージにしたもの)の発電効率は世界最高の3kW/lに達しているという

(ちなみに、小型の発動発電機の発電効率でのカタログ値から計算すると 1.4~1.5kWh/lくらい)

参考文献

「電費性能の世界記録を更新、トヨタが小型EVを発表」itmedia 2012/09/25
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1209/25/news027.html

2013年8月8日木曜日

電力会社も、風力発電とかやればいいのに

どうして、電力会社が、ボッカーンと大きく再生可能性エネルギー発電をやらないのだろう?

電力会社が本気で、風力発電と太陽光発電とかをやれば、一気に普及が進むと思うのだが。

それで、収支が見合うように経営すれば、日本のエネルギー自給率は大きくアップするはずだ。

2013年7月12日金曜日

東京電力管内で最大電力を石油だけで発電すると、1万トンの石油を1時間で燃やすのか

7月9日、東京電力のこの夏の使用電力量を更新して、午後2時台に4940万キロワットを記録したという。

1kWhの電気を発電するためには、だいたい0.2リットルの石油が必要なので、上の発電を1時間、火力発電だけで続けたとすると、ざっと1万トンに石油を1時間で燃やしているということになります。

東京電力だけでですよ。


日本中のほとんどの原子力発電所を止めてしまっていますが、火力だけってわけにはいかないですね。