2014年2月16日日曜日

litecoinの発掘。皮算用から発掘、そして放棄まで

litecoinの発掘

Bitcoinというものが巷を賑やかしているので、乗り遅れまいと調べてみました。

Bitcoinの発掘はもう個人レベルでは無理なようですね。

Bitcoinのようなネットなどど使われる暗号通貨というものには、他にもあります。

で、Bitcoinについて流通量が多いと言われているlitecoinの発掘に手を染めてみました。

発掘といっても、大量の計算をして何らかの数字の組み合わせを発見するもの。GPUの計算能力を駆使して、長時間掛けて見つけるもののようです。

皮算用

これまで使っていたグラフィックボードはNVIDIAのGTX650
試しにこれで発掘してみたところ、ざっと1Litecoinを得るのに1000時間が必要。

1Litecoinは今の相場でおおよそ22ドルくらい。

深夜電力で夜間10時間、発掘を行ったとして、
得られるのは22セント、使用する電気料金は10円くらい。
微々たるものですが、投資額の倍のリターンが望めるのはファイナンス的には嬉しい話し。
でも、1年でやっと3600円程度の収益(まあ、超低金利の今では、これだけの利息を稼ぐのも大変だ)

収益を増やそうかと、グラボをRADEON R9 270に交換しました。
ネットからの情報によれば、GTX650の5倍の計算能力、消費電力は2倍です。

皮算用は、電気代を20円使用して、約1ドルの収益が得られる計算。
1年間で、29200円の収益となります。

でもまあ、だんだん発掘って難しくなっていくので、そううまくはいかないかも。
(半分は遊びです)
「だんだん難しくなっていく」どころか、2月下旬からたった1ヶ月間で、発掘の難しさを表すLitecoin Difficultyが一気に倍になってしまってます。詳しくは下の方で(2014/04/06追記) 

いざ発掘・・・

さてさて、グラボと電源を交換して、CG minier ver3.12をダウンロードして、いざっ・・・

あれっ、発掘できません。

ネットをわらわらと見てみると、どーやらCG minier Ver 3.8以降では、litecoinの発掘はできないらしい。

ならば、古いバージョンをと思いきや、3.7以前のバージョンはwindows版のバイナリーの配布がされていません。

困ったな、グラボまで買ったのに、ここで引くわけには行かない。

ということで、ソースコードのコンパイルにチャレンジ・・・とも思ったけれどmingwというのも使い勝手悪いし、
さらにいろいろ探す

どうやらsgminerというものでも発掘できるらしい。

sgminerについては、「SGMinerについて/2chmonacoin @ ウィキ」などが参考になりました。

こちらは、バージョン4.0.0のものがwindows版のバイナリーの配布がされていました。

ウイルスチェックをして、いざ発掘


こんな感じです。良い感じで発掘ができています。

このように、GPUの温度は70度弱まで上昇。

消費電力は250~270Wくらいです。


発掘その後・・・2014/04/06追記

採掘の採算性に疑問視、採掘継続が困難に

Litecoinの発掘の難しさを表すLitecoin Difficultyが急上昇しています。

採掘を始めた初期の2014/02/23には、2871だったこの値が、2014/04/06には6190まで、2倍以上に上昇しました。



ということは、困難さが2倍に上昇したということは、同じ計算量で得られる報酬がやく半分になるということ。

で、現在の収益を概算すると


12時間採掘したときに見込まれるのが0.032496LTC。ドルにして0.37824ドル。約40円弱の収益になります。

これに対して電気代というコストは変わらず(いや、消費税増税分上がりましたが)、12時間で20円とすると、1日12時間、夜間電力で採掘した場合でだった20円の収益となります。

1ヶ月で600円、1年間でも7000円程度の収益
さらに、Litecoin Difficultyが上昇すれば、採算性は無くなります。

まあ、Litecoinの価値が上昇すればいいのだけれど、相場の上昇に根拠なく期待するのはギャンブルになってしまうのでやめにしよう。









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