2020年2月28日金曜日

【日帰り全身麻酔で鼻の手術体験】2回目の手術当日

東京都中央区京橋にある鼻のクリニック東京で日帰りで全身麻酔して鼻の手術をしてきました。

2回に分けて行う手術のうち2回目、経鼻腔的翼突管神経切除術 です。


受付

受付は8:00-8:15に来てくださいとのこと。
07:55に着いたのでほぼ待ち時間なし。

受付にはたくさんの人がいましたが、所詮、手術を受ける人だけの人数。

鼻のクリニック東京には手術室が6個あります。
全身麻酔で日帰り手術を専門にしているので、手術は午前中だけです。
(午後にやると、休んで体調を確認して帰らせることができないので)
午前中に各手術室で2回の手術を回しても、最大12人が1日最大の人数です。

数えたわけではないけれど、今日10組前後の人数がいました。大盛況ですね。


ここでは、簡単な問診
最後に飲食した時間などです。
呼吸管を挿れたときに胃の中のものを吐いて、これが気管に行く、誤嚥性肺炎を避けるためですね。

手術まで

準備をしたり、回復まで休憩する個室、リカバリールームが11個あります。
リカバリールームは6室が1人部屋、4室が2人部屋、1室が3人部屋になっています。
私は2回とも1人部屋を1人で使ったので、2人部屋、3人部屋の構造はわかりません。
でも、手術室の数から考えられるキャパからすると、相部屋運用はほとんどないのではと思ったりします。

1人部屋も部屋によって広さが全然違います。
1回目は広い1人部屋でしたが、今回はまあまあ狭い1人部屋でした。

まあ、半日しかいないから、気にならないけどね。

セキュリティー金庫、洋服掛け、鏡はありますが、相変わらず時計がないのです。


手術の準備

手術着に着替えて待機

前回と同じなので勝手知ったるでさっさと着替える。

看護師さんが来ての確認

体温、血圧、血中酸素飽和度など測定して問診
とにかく、腹が減ったし、水分も飲めないので喉が乾いているし、息苦しいし、
寝転んで「瞑想して」耐えている状態のまま血圧を測ったら
「低すぎですね、もう一度測りましょう」
と測り直して、最高血圧90台、最低血圧50台でした。
測り直す前は、80台の40台とか・・・

ちょいとビビりました。
せっかく準備したのに手術ができなかったら、この鼻の詰め物を今日抜いてくれないのか。嫌じゃ。
全身麻酔ができなければ、とりあえず、局部麻酔で抜くのか、それも痛そうで嫌じゃ。

リラックスしすぎですかね、、、自分としても史上最低血圧のような気がします。
「座りましょうか?」と言ったが「これでいいですよ」というので良しとする。
今の目的は手術ができさえすれば良いのじゃ。

麻酔科の医師がきて挨拶

「本日担当する○○です。よろしく」という挨拶程度で瞬間
麻酔科の医師は2人はいます。
朝、各部屋を挨拶に来るのはメインの医師かしら?男性医師ですが、
手術室で女性医師でした。手術後にいらっしゃったのも女性医師でした。
まあ、複数居ないと困りますよね、複数手術同時進行なのだから、、、
でも、並行する手術の数だけ麻酔科の医師は居ないっぽいな。(当て推量ですけど)

執刀医の先生が来て確認。

流石に何度も見ているので顔を覚えた。
「体調は大丈夫ですよろしく」と

1時間待ち

1回目は、9時から手術が始まりだったので、準備してすぐでしたが、今回は、後半の時間帯。(同じ手術室で2人手術する2人目ということ)
手術開始が10時過ぎ
準備して待つ・・・余分な1時間
朝ごはん抜いてお腹空いているのに・・・
水も飲めないから、喉がカラカラなのに・・・
鼻の詰め物が苦しいから早くとっとほしいのに・・・
と思いつつ寝る。。。。鼻の詰め物で寝苦しいから寝られない


やっと手術

看護師さんが入ってきて、「じゃ、行きましょうか」
歩いて、手術室に

1週間前の同じなので「慣れた」感じ
前回のような緊張もない。

手術室で

手術室では、心電図の電極を付けて、右手に血圧計のバンドを付けて、左手に点滴を刺します。

口の鼻の上には、酸素マスクのようなものを置いてます。ガスを吸わせて意識を落ちたら口に管を挿れるので、本当にマスクは置いているだけでベルト等で止めません。

点滴を刺したときのルーチンワーク。「しびれがありませんか?」などの質問に「大丈夫」とか答えれば準備は完了。

壁のモニターに出ている心電図をちらっと見て「ああ、不整脈も出てないなオッケー」
モニターの血圧を見て、最高血圧120台、最低70台、普通じゃんということを確認したところで
「じゃ、眠くなるお薬を流しますね」と言われたので「よろしくおねがいします」
と言った直後に意識はなくなる。
寝不足で眠かったし、鼻栓のため息苦しかったからね。

手術の明細

全身麻酔の手術なので、自分自身としては寝た直後に手術が終わっていて、何をしているのた、したのか、さっぱりわからない。
会計の明細にはこれくらい書かれていたので、これくらいいろいろなものを使ったのだろうと想像。

手術終了後

今回は手術中に夢を見なかったな

手術室で

前回と同様に、手術室で声を掛けられて起こされます。
この時点で、心電図の電極は外され、呼吸のマスクもありません。
点滴は刺さってます。(これは、リカバリールームで抜いてくれます。)
手術台に横付けされているストレッチャーに自分で移動。
そして、リカバリールームに運んでくれます。

リカバリールームなどで術後の経過観察

30分は水も飲めないので、寝る。
まだ、麻酔が残っているので、そのまま寝られます。

30分後くらいに、看護師さんが体調確認の問診。
ペットボトルの水(いろはす300mlでした)を好きなだけ飲んでみて(半分飲みました)、気分が悪くならないか、吐き気がしないかなどの確認。
部屋の中を数歩歩いてみて確認。

さらに30分位たったら、ご飯も食べてくださいとのこと。

手作りおにぎりと、野菜補給のためのハム野菜サンドイッチを食べ、その後トイレに歩いていく状態を確認。
まだ、麻酔が残っているので、気持ちよくフラフラしながら蛇行して歩く。

こういう、頭がクラクラすることってめったにないので、この感覚を大いに楽しむ。
「気持ちいいですね」と看護師さんに言うと一瞬「?」という顔だったが(笑)


しかし、今回は、お昼ごはんを食べる頃にも麻酔が残っているなと思ったら、手術が遅かったので、目覚めてからの時間が経っていないのだね。
前回より麻酔が残っていて当たり前。

14時に退院

手術の時間に関係なく、問題なければ14時には一斉に追い出したいようだ。
14時には「退院」となった。

今回は、傷は小さく、鼻の奥の方に止血のため栓があるらしい。
だだ、止血のため栓は気道を塞ぐ位置にないので、今回は全然息苦しくない。
痛みも全然ないので、病院にいる間に痛み止めのロキソニンを飲むことすらなかった。

薬は、ステロイド剤と抗生物質を前回14日分処方されているので、あと7日間それを飲む。
追加で、念の為、痛み止めのロキソニンを10錠、処方してもらう。

タクシーで帰宅

まだ、麻酔も残っているので、帰宅して、久しぶりに楽な呼吸で、夕方まで熟睡。

寝る前に、ロキソニンを飲みましたが、特に辛い痛みもなく、出血もほとんどなく、呼吸も楽で、今回は楽でした。


支払い

この日の支払いは203,130円

手術の日の費用のみクレジットカードが利用可

高額医療費の限度額証明書を事前に取得しておけば、その額までの請求になるのだが、クレジットカードで払ってマイルを貯めないとね。
今回の手術で、ハワイまでエコノミーの1割分マイルが貯まりますから。

高額医療費の差額は後で返してくれるからいいや、後でも。それよりマイルがほしい。



【日帰り全身麻酔で鼻の手術体験】目次へ

キーワード

医療 耳鼻科 アレルギー性鼻炎

0 件のコメント:

コメントを投稿