2009年8月24日月曜日

エクセルでヒストグラムを作る

エクセルでヒストグラムを作る

マイクロソフトエクセルで分析ツール使用してもできますが、毎日のように追加のあるものに、いちいち分析ツールを適用して値を求めなおすのは面倒なものです。

ヒストグラムは区間の毎に数を数えればいいのですから、条件に合った数を求めるcountif関数を使えばなんとかなります。

 書き方は
  =countif(データの範囲、検索条件)
です。


 「データの範囲」のところには、データの範囲に予め「名前」を付けておいた方が、ヒストグラムでは区間を沢山変えて作る必要があるので、コピーペースとしても範囲が変わってしまわないので都合がいいです。

 ここではデータの範囲に予め「データ」と名前を付けているとして説明します。


 次に「検索条件」ですが、「1」とか「10」とかのようにダイレクトに数値を指定することはもちろんできますが、ヒストグラムだと区間は「**以上、@@未満」というような数の範囲です。
 都合が悪いことに、検索条件には「">10"」のように1つの条件は入れられますが、2つの条件は入れられません。

 そこで、countif関数を2つ合わせ技で用います。

 例えば 100以上、200未満の個数を求めたい場合には
  =COUNTIF(データ,">=100")-COUNTIF(データ,">=200")
とします。
 前半の「COUNTIF(データ,">=100")」で100以上のデータの個数を求めます。それから、後半の「COUNTIF(データ,">=200"」で200以上のデータの個数を求めて引いています。

 「200未満」を求める場合なので「200」が入らないように後半には「=」が付いています。

 あと、注意事項として、検索条件のところに数値ではなくて式を書く時にはダブルクォーテーション「"」で挟むことをお忘れなく。


 後は、必要な区間だけ、これを作ればいいことになります。範囲に名前を付けているので、別のセルにコピーペーストしてもデータの範囲はずれません。でも、検索条件のところもそのままなので、範囲に合わせて書き換える必要があります。

先にエディタで
=COUNTIF(データ,">=0")-COUNTIF(データ,">=100")
=COUNTIF(データ,">=100")-COUNTIF(データ,">=200")
=COUNTIF(データ,">=200")-COUNTIF(データ,">=300")
などと書いておいて、コピーペーストでエクセルに貼り付ける方法を使えば少し楽かもしれません。

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