2007年1月20日土曜日

歩車分離式信号機

 風見しんごさんのお子様が交通事故で亡くなられましたが、結構ご近所の出来事だし、同じ小学生の子供を持つ親として人ごととは思えない。

 飲酒や危険運転が原因の交通事故(*1)ならば、罰則の強化などである程度少なくなるかもしれない。でも不注意が原因な事故を無くすのは難しいから最もやっかい。人間ミスはなくならないものだから。車を運転していて、進行方向の信号が赤に変わりそうだと多くの運転手はアクセルを踏んでしまうでしょう。かなり速い速度で右左折をしてしまうものです。しかも、それが狭い道路から広い道路に出る右左折(*2)のときにかなりの速度になっていることも多いのです。たまたま、そのときに人が歩いていないから事故になっていないだけで、人が横断していれば事故が起きてしまいます。

 このような右左折車と歩行者の事故を避けるため、車の進行と歩行者の横断を時間的に分離させる信号(歩車分離式信号機)というものがあるようです。例えば、渋谷駅前のハチ公口交差点のように、車を全て止めて、歩行者はどの方向にも横断できるスクランブル信号が有名ですね。

 全ての信号を急に歩車分離式信号機にするのは難しいかもしれませんが、右左折車が歩行者の横断に阻まれて進行できないような、歩行者数の多い交差点では渋滞解消にもなり、事故も減り一石二鳥です。

 運転者の不注意を無くすことは不可能ですし、青信号の変わり目に急いで進行してしまう心理も防ぎようはないように思います。せめて信号くらい予算さえあればすぐ変更できるのだからと思います。


*1 「事故」というより、これは故意のれっきとした犯罪です。
*2 特に右折は回転半径が大きいので高速になりがち

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