師走になり慌てて申込したので続々と届き始めました。
長く置けて、確実に使うものとして、無洗米10kgを2箇所からいただき、あと、いろいろなんだらと、9つの自治体に10万円分を寄付。
自己負担が2000円ということで98000円が地方税の税額控除
うーん、住んでいる自治体の税収が確実に減ってしまうのですけどね。
まあ、とわいえ、民主的に選挙して選んだ議員さんが作ってくれた制度に合法的に従っているのだから、罪悪感を感じることはないよね。
これ、ふるさとチョイスというサイトから選んで、手続きして届いたカニです。
静岡県焼津市
10000円寄付すると、カニ1.3kgすごいよねー
これがほとんどタダみたいにいただけるのだから。
ズアイガニの半身が4つ入っていました。
ふるさと納税でゲットした、冷凍ズアイガニ |
焼津市はふるさと納税の証明書を送ってきた封筒も印象的でした |
ふるさと納税の利点と欠点をまとめると
利点
・制限の範囲内なら、自己負担2000円で、いろいろな商品がもらえる。・ふるさとチョイスなどのポータルサイトからクレジットカード払いなら、すぐに簡単な手続きで完了
・クレジットカード払いならクレジットカードのポイントも貯まる。
欠点
・地方税額の20%という制限があるので、そもそも収入も地方税額も確定していない段階では、いくらまで寄付していいのかわからない。・地方税の控除を受けるには、確定申告が必要(今年から寄付した場所が5箇所以内なら、確定申告なしのワンストップサービスでも良いことにはなったが、その手続きは必要)
・自分の住んでいる自治体の税収が減るので、行政サービスが低下するかも
(これについては、自治体が頑張れば寄付収入を増やすことができる可能性もあるのですね。静岡県焼津市は、昨年8027件の寄付で、2億8458万円を集めています。今年は9月までで35312件、7億4978万円を集めています。)
考察
日本全体で見れば、ふるさと納税の制度によって地方税の総額が変わるわけではありません。あるところに支払われるべき税金が、他のところに移動するだけの話です。
ただし、お礼の品を返すことで寄付を集めるというのが実態で、お礼の相場はだいたい3割返しでしょうか。
この分は、自治体の取り分としては減っていることになりますので、日本全体としては地方税収が実質的に減っているということですね。
税収が減るということの対極はというは、国民の税負担が減るということ。地方税の負担減の部分が現金ではなく、選んだ商品で戻されるというシステム。
結局、誰が勝っているんだろうと考えると、御礼の品が発注される業者が一人勝ちしている状態なのかなと思う。
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