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2020年9月21日月曜日

Go To Travel キャンペーンがすごい。合宿運転免許が実質12万円。これで運転免許は取れちゃう。

コロナウイルス感染症による経済対策の一環で、旅行業者を支援するために初められた、Go To Travel キャンペーンが宿泊を伴う旅行に適用されることはよく知られていますけれど、これが合宿運転免許にも適用されるとは知らなかった。

自動車学校に併設されている合宿所に宿泊する場合は適用ないのですが、外のビジネスホテルに泊まるプランの場合は Go To Travel キャンペーンが適用されるというのです。

ビジネスホテルに宿泊するプランなので少々割高になるものなのですが、それでも35%の割引がきいて、さらにクーポン券もらえるため費用は約半額で済みます。

Go To Travelキャンペーンは、パックツアーの中に含まれるすべての食事やアトラクションにも適用されるので、そのアトラクションが運転免許の教習であっても同じという扱いになるそうです。
移動と宿泊が付いているから旅行。その旅行の中に長い運転免許の教習というアトラクションが入っていても丸ごと全部適用になるという素晴らしいシステム。

運転免許の取得費用にもそのまま全部に割引がきいて、全体が割安となります。

ちょっとこれすごくないですかね。
今から免許を取りたいという人はとても嬉しい制度です。
運転免許証の取得費用の半分を税金がなくなってくれるようなものです。

まあお金持ちの贅沢旅行の半分を持ってあげようというのだから、これから社会に活用される運転免許証の費用になってもいいというわけか。

実際の費用

費用 232,100円
これに往復の交通費、2週間の宿泊代、1日3食の食事、 運転免許の教習というアトラクションがセットになったパッケージツアーですね。

これから87,735円が割り引かれて
費用が144,365円


ちなみに、この自動車学校の合宿所プランは204,000円でした。
合宿所ではなくビジネスホテルに宿泊しても、60,000円も安いのです。



これに地域共通クーポンが33,000円分付いてきます。

単純計算 111,365円の費用で自動車運転免許の教習が受けられます。
すごすぎる。
まあ、多少の雑費、本試験の費用もかかるので、現実にはもう少しかかるのでしょうが、自動車運転免許の教習が実質12万円弱で受けられるのは安すぎますね。

都内での自動車運転免許の教習費用は約30万円ですからね。


合宿運転免許以外には?

普通の人は運転免許を取得する機会というのは、一生のうちに一度だから、このキャンペーンを利用することはないのですが、例えば英会話学校とかなら何度でも利用できるので活用できればいいなと思います。
きっとそのうち現れるんだろうな、合宿制英会話学校(「国内留学」ってやつ)の Go To Travel キャンペーン。今日、検索したところ見つけられませんでしたが・・・

宿泊と移動をアトラクションにセットすればなんでもオッケーなのだろうか?
とすると

「ホームレス支援、ビジネスホテル30連泊」なんてのもできちゃうな。
安いビジネスホテルを確保して、3食の食事をセットして、移動は少しにすれば、半額で生活できちゃう。
終日フリープランなら、仕事にも行けるしねぇ。


一般社会人から現実的な活用を考えれば

「現実逃避、とにかく1週間引きこもりたい心のリハビリツアー」
なんてのもありかもしれない。
仕事を1週間を休んで、安めの宿でひたすら過ごす。
これなんか、旅行会社にいけばニーズに合うのがあるかもしれないですね。移動手段と宿をセットにするだけだから。
まあ、移動手段と宿だけではなくと、食事もセットプランに組み込むと食事代も実質半額だからお得ですね。

移動、宿泊、食事。この基本セットに、さらにどんな「アトラクション」を加えたプランを作れるか。その大胆な一つが自動車運転免許の教習というもの。
「アトラクション」の費用が高くてその割合が多いものならば、実質的にはこの高額アトラクションの割引となる。

旅行という視点だけでとらえなければ、なんかいろいろな活用法があるのではないかと思えますね。このGotoトラベルキャンペーン。



2020年8月5日水曜日

コロナウイルスの接触確認アプリCOCOAで濃厚接触の記録が出ました。COCOAアプリの記録

コロナウイルスの接触確認アプリCOCOAで濃厚接触の記録が出ました。

毎日見ていた陽性者との接触はない画面

毎回、無意味に見せられるこの起動画面なんとかならないものか?

起動画面
コロナウイルス接触確認アプリCOCOA 起動画面

いつも見せられる操作画面
この一番上の「陽性者との接触を確認する」を確認したいときにクリック
操作はこれだけ

通常の唯一の操作画面加


いつもは「陽性者との接触は確認させれませんでした」と表示されておしまい。
なんとも低機能で無愛想。
毎日これを確認するモチベーションはなかなか湧きませんが、通知機能が怪しいし、毎日会う人達の安全を考えると、毎朝起床時に確認するしかないですね。

陽性者との接触はない画面


陽性者との接触確認画面

ある朝、いつもとは違う画面
よく見ると「陽性者との接触確認」と書かれていました。

ちなみに、アプリから「通知が来た」わけではない。
なにも音沙汰はないけれど、毎日のルーチンのように、自分から確認してわかったこと。
自分から見なかったら、気づかず過ぎてしまうな。

新型コロナウイルス積極確認アプリCOCOA「陽性者との接触確認」画面

画面を上にスクロールすると下に「陽性者との接触一覧」というボタンが隠れている。
1画面で見えるようにデザインできんのかいっ!  って思う。
どこまでも使う人の身になって考える気のないアプリだな。

COCOA「陽性者との接触確認」画面をスクロールしたところ

「陽性者との接触一覧」をクリックすると下のような画面になります。
いつの日に接触したのがわかるだけ。
どこでとか、その日の何時ころなのかすらわからない。
これからどのように行動を気をつけるべきなのか、そんなヒントは一切与えてくれることはないアプリですね。


COCOA「接触一覧」画面


それでも可能なことは推定しましょう、この人とは7月22日に接触したことは信じるとしましょう。
前日の朝までは、陽性者との接触に出てこなかったということは、前日中に感染が確定して、感染者に登録したということでしょうね。

この時点で、この人と接触をしてから12日が経過しているので、私がこの人と接触した後でこの人が感染したということも考えられるのですね。この場合は、私がこの人から感染するはずがないということになります。
また、接触の時点でこの人が感染していたとしても、必ずしも感染するというわけでもないのです。
極論、壁を隔てた隣の部屋でも、たまたま壁越しにスマートフォンを置いた位置が近ければ接触と記録されるでしょうから。

とはいえ、ここから一覧をクリックしても詳細が見られるわけでもないので、一つ前の画面に戻るしかありません。


症状を入力して相談

1つ前の画面に戻りました。
できる選択肢は
「症状を入力して相談」
「電話で症状を伝えて相談」
の2つです。

新型コロナウイルス積極確認アプリCOCOA「陽性者との接触確認」画面


電話で話すのも面倒だし、せっかく電子ガジェットとアプリを使っているのだから
「症状を入力して相談」をクリック
するとの画面


えっ、アプリじゃないのかよ、ブラウザを開くのかよ、と思ったけれど、続けるしかないのでChomeで開いた。

次は症状の有無を聞かれるようです。


「症状あり」を選択

「症状のある方に」を選択すると、最寄りの相談センターを選ぶ画面になります。



東京都を選ぶとこんな感じ
電話番号はWebに公開されていない番号のようなので伏せておきます。


「症状を入力して相談」をクリックしたはずなのに、症状を入力するところなどはなく、結局電話番号が表示されるだけ。
なんだコレっと思った。

「症状なし」を選択



するとこの画面

自分自身に症状がないけど、周りの人に感染者が居るとかの有無
ここで「はい」を選ぶと「症状のある方に」の選択画面になる。

「いいえ」を選ぶと、「14日間は気をつけてね」でおしまい。






電話で症状を伝えて相談

では、この画面で「電話で症状を伝えて相談」を選んでみよう。

新型コロナウイルス積極確認アプリCOCOA「陽性者との接触確認」画面

すると、電話アプリを起動選択する画面になった。



ご親切にも、電話アプリを起動してくれるようだ。でも、電話番号がわからないと掛けられないだろと思っても、とりあえずクリック


ちゃんと連絡用のフリーダイアルに電話ができるのですね。

結局、症状を入力というより、電話で相談してねということなのだね。


接触確認後のフローチャート

接触確認のCOCOAアプリの画面切り替えの流れを書き出しました。
というか、COCOAアプリ自体は「陽性者との接触一覧」の表示まで(図の青色部分)で、他の動作はブラウザ(図の黄色部分)か電話アプリ(図のピンク部分)に丸投げです。

「症状を入力して相談」を選んでブラウザが起動して
「症状なし」→「いいえ」を選んでたどり着いた

「14日間は体調の変化に気をつけてください。」
という画面から選択肢の
「症状を入力して相談」
「ホーム画面に戻る」
は、どちらを選んでもホーム画面に戻ります。意味あるのこの選択肢・・・
いろいろ謎は多いというか、作りが雑というかいい加減というか、かつそのまま放置というひどいアプリだなと思います。こりゃあ、普及せんわ

コロナウイルス接触確認アプリCOCOAの接触確認後の流れ



その他

ちなみに「過去14日間の接触」の画面は、18日が経過した8月9日現在でも消えていません。



2020年4月10日金曜日

コロナウイルス、「接触を8割減らして」をシミュレーションしてみた

コロナウイルス感染蔓延に対して非常事態宣言が出されています。

感染蔓延を終息させるためには、「人との接触を8割減らしてください」とのことらしい。

権威者らしいおじさんが、「シミュレーションの結果」なんて言っていますが、シミュレーションなんて想定次第でどんな結果でもでます。
想定を全く説明せずに結果だけ言われても、理系人としてはまったく真偽を評価できません。

ということで、自分でシミュレーションしてみました。

シミュレーションの想定条件

想定条件は以下のようにしました。
  • 人口1000万人
  • ここに、100人の感染者が突然現れた。
  • 感染者は20%が感染の3日後に発症します。
  • 発症した者は、全て見つかり隔離されます。隔離された者は感染を広げない。
  • 未発症の者は、感染後14日間は人に感染させる。感染させる割合は、感染者1人につき14日間で2人(1日に7分の1人感染させると計算)とする。
  • 一度感染したものは、2度と感染しない。(感染後15日目以降の人は感染しない者にカウント)
  • 隔離された者の85%は隔離の14日後に社会復帰(感染しない者にカウント、感染者の3%は戻ってこない)

この想定では、感染者の80%は無症状感染者として感染させ続け、やがて交代保有者として感染しなくなります。
そのうち感染しない人の割合が増えていき、ウイルスが感染できる機会を奪うことで感染蔓延が収束していきます。

何も対策しなかった場合

何も対策しなかった場合は下のようになります。

コロナウイルス感染症、発症者数


コロナウイルス感染症、累積発症者数


132日目が感染のピークとなり、このとき1日で29632人が発症する計算です。
276日目にやっと新規感染者が1人未満になります。このとき発症者累計は133万9千人。感染者累計は649万人です。

人との接触を減らして感染率を減らした場合

人との接触を減らして感染率を下げる対策をした場合です。
対策のタイミングは、発症者数が1000人を超えた次の日である43日目からです。

感染率を減らしていくと、発症者も下がっていきます。

感染対策とコロナウイルス感染症の発症者数

50%減以下は見にくいので拡大すると下のようになります。
感染対策とコロナウイルス感染症の発症者数説明を追加

もともと設定が「1人の感染者が2人に感染させる」ものなので、感染率が半分以下になると1人の感染者が平均して1人より少ない人数にしか感染させられず、感染の回を重ねることに減っていきます。

人との接触を減らして、感染率を下げることがいかに大切かがわかります。

もし、80%減が達成できると、対策から30日後には、1日の発症者数は約1名にまで減少します。
ここまでの発症者累計は1470名程度。感染経験者(抗体保持者)は7000名程度です。

ここでやめると元の木阿弥

さて、30日間我慢して、発症者も減ったから「安心」と非常事態宣言を解除し、元の生活に戻ったとします。
するとどうなるでしょうか?

1000万人のうち抗体を持っていて感染しない人はたったの7000名です。
割合にすれは無いに等しいくらいです。
1日に1名発症するということは、まだ無症状感染者が残っているということです。
ここで対策をやめれば元の木阿弥です。
こうなります。
対策を30日でやめてしまった場合のコロナウイルス感染症の発症者数

対策をやめて2ヶ月後には目に見えて増え始め、4ヶ月後には元の木阿弥です。

再発を無くすために感染者数がほぼゼロになるには、対策開始から61日掛かります。

計算上からこの想定では、80%減が理想的に達成できても60日間、最低2ヶ月は必要です。

現実には、80%減が達成できなかったり、感染率が高かったりでもっと長引くかもしれません。


2020年3月1日日曜日

トイレットペーパー。供給量が減らなくても供給不足は起こりうる。

東京都内ではどこに行っても今トイレットペーパーは買えない。

イオンモール成田のトイレットペーパー売り場 2020/03/01


テレビなどでは「コロナウイルスの影響でネットで生じたデマだと」言われているが、実際に売られていないのが現実だ。

これをデマというだけで片付けるのは無責任すぎる。

買い占めなどが発生しなくてもこの手の物は供給不足が生じ得るのだ。

オイルショックのときのような供給不安が生じているわけではないけれど、供給不足が生じているのは現実だ。

(写真ACより)


都市部でトイレットペーパーの買い占めなどできない

東京都内のドラッグストアというのは、車で乗り付けで大量に物は帰るようなところではなく、電車で移動する人が客層なのだから、歩いて持てる分しか買えないのだ。
トイレットペーパーのパックなどというのは、一人について1つ、多くても2つ買うのがせいぜいなのだよ。買い占め何か起こっていないのだ、東京では。

それでも東京都内のドラッグストアにはトイレットペーパーは売られていない。ほとんど品切れなのだ。

なぜトイレットペーパーが売り切れるのか。

簡単なモデルで考えてみる

トイレットペーパーなんて、普通なら月に1回ぐらい1パック買えば十分だろう。

30日に1回、買いたい気持ちが発生するとすれば、街の中に買いたい気持ちを持っている人は30人に1人ということだ。

これを簡単にモデル化すれば、1000人お客さんがいれば約30人がトイレットペーパーを買うということが成り立つ。
すなわちこのモデルでは1日につきトイレットペーパーは30個売れるということになる。

お店の在庫を3日分としよう。お店には店頭と在庫を含めて90個のトイレットペーパーがあるということになる。

何かのきっかけで、 「トイレットペーパーを買っておこう」と思う人が10%になったとする。仮にほんの1割の人が「なくなったら嫌だから2つぐらい買っておこう」と思ったりすれば、1000人のうちの1割、すなわち100人の人が2個トイレットペーパーを買いたいと思うことになる。この瞬間に、 このお店の1日のトイレットペーパーの需要は200個になるわけだ。

このお店には在庫を含めて90個のトイレットペーパーしかない。すると200の需要を満たせなくなり売り切れが発生する。
これで売り切れという事実は発生してしまうのだ。

このように供給量(すなわち生産量)が全く変わらなくても、供給不足は発生する。
(写真ACより)

売れ切れの事実が伝わると

売り切れが発生したという事実がネットで広がったとして、「なくなるなら買わなきゃいけない」というマインドがさらに発生する。
うえのモデルでは、まだ買っていない90%の人のいくらはそう思うだろう。
そうしてさらに需要は増加していく。

このような状態が発生(要するに単なる品切れという事実)したとして、ネット上の情報に拡散するだけで、なんのデマの影響がなくても、供給不足は増大することができてしまうのだ。

確かに、SNSなどのネットメディアがない時代、マスメディアだけが一方的に情報を流す時代には、このようなお店の生活必需品の品切れ情報が広がることはなかっただろう。

しかし、今は、この手の情報はどんどん流れてしまうのだ。
テレビが「大丈夫とか」情報を流しても、昨日まで物があったお店から物が消えていくという「事実」を目の当たりにすると、人間の行動はどうなるのか、その行動が「買う」などという簡単の行為であれば、「あれば買っておこう」になるはずだ。

トイレットペーパーの供給は増やせるのか?

増産は難しい

需要の増大に対して、トイレットペーパーの供給を増やすことができるのだろうか。
トイレットペーパーは製紙工場で作る化学製品である。原料であるパルプを高温で溶かして紙にすく作業が必要なのだ。

高音のボイラーを使った化学工業であるから、工場は24時間稼働するのが基本である。なので、稼働時間を延長して増産するということは容易ではない。

一時の需要の増大によって、供給不足が発生した時に、これを解消するのは難しいと考えるべきだろう。
(写真ACより)

減産の可能性も考えるべき

「国内生産だから」とか「中国に原材料を依存していないから」という理由で「今後の生産も大丈夫だ」というのは無責任な言い方だ。

コロナウイルスが国内で流行しつつあるのだ。名古屋高速など従業員が出勤できなくてインターチェンジが閉鎖されているとこものあると聞く。
国内生産でも、従業員が出勤できず工場の操業停止はあり得る。

ボイラーを使う工場は、一度止めてしまうと、加熱、再稼働に数日から1週間程度の期間が掛かってしまうことを考えると、今後、生産が減る要因はあっても、前述のとおり増産の可能性は少ないのだ。

「生産は減っていないから安心してください」という言葉は無責任にしか思えないのだ。

他にも供給不足の危険はある

トイレットペーパーに限らず、
  • 普段はあまり頻繁に購入されないもの
  • 生活に欠かすことができなく、使い続けるなければならないもの
  • 腐ることがないので保存可能なもの
  • 比較的安くで購入が容易なもの
という条件を満たせば、マスクやトイレットペーパー同様にいきなりあっという間に供給不足と品切れが発生する可能性はある。

マスク、トイレットペーパー、消毒剤の他にも、生理用品や紙おむつが筆頭。
病気が蔓延し始めれば、薬類、カロリーメイトのような保存用食品も可能性はある。

カットキャベツや生鮮食料品などは保存が利かないので、このようなメカニズムの供給不足(需要の急増)はないのではないかなぁ。

品切れが発生する前に、平常なうちに、適切な量のストックを確保していることが家族の安全にとっては重要なことだと思う。


マスクの供給不安ですら、未だに解消できないこの国だから。