2020年3月6日金曜日

【日帰り全身麻酔で鼻の手術体験】2回目の手術の翌日から1週間後の術後処置まで

2回目の手術は、明細書の記載では「経鼻腔的翼突管神経切除術」というもの。

要するに、アレルギー性鼻炎の緩和のために、鼻の奥にある神経を切断しましょうということ。

止血のために、小指の第1関節までの大きさぐらいの綿を、右の鼻の穴には2つ、左のは何1つ詰めた状態です。

鼻中隔湾曲症の手術の後のように、鼻の気道全体が塞がっていませんので、手術後の生活は非常に楽です。

痛みは全くなかったですし、出血もありませんでした。
息もつまらないので普通に会話をできるし、一週間前の手術後に比べると天国と地獄ほどの違いがあります。

この一週間は非常に楽だったので、毎日区分けに入っても書くことがないので一週間分まとめて書いてしまいます。

気をつけたことといえば、鼻を思いっきり噛まないということぐらいでした。


手術後3日目

少々鼻水と言うか、粘り気の強いものが詰まっている感じがします。
傷口のかさぶたの一部が取れてきているようです。


手術後4日目

前の日に引き続き、傷口の一部のかさぶたが取れてきているようです。
夜、緩やかに鼻をかんだつもりだが、右の詰め物が取れた。
かさぶたの人が取れたものかと思って引き出してみると、なんと詰めている綿のようなものでした。
そのまま、ピンセットでそっと鼻に押し込んだ。
元に位置に戻った気がするが、止血の意味はあまりないように思う。
でも、止血の意味はないけれども、出血等がないからそのままで良いかな。と、そのまま放置した。


手術後5日目

左側の穴に詰めている栓も、なんとなく緩んで下がってきているようで、少し息が詰まる感じがする。

それなりに鼻水のようなものが出てくるので、鼻を思いっきりかめないというのは、少し鼻づまりがあるような感じで、ほんの少しだけ不快。

手術後7日目(術後処置の日)

術後処理は、空いている手術室のベッドに横たわってやりました。
「はい、寝てください」
で、いきなりピンセット。麻酔とか無しで、詰め物を抜きます。

「術後処理は局所麻酔でやります」と聞いていたのですが、麻酔も何もなくいきなりできます。
痛くはないですが、刺激はあります。
鼻の穴の中に入っている、小指大の大きさの綿を抜くのです。
「うんがぁ」というような、刺激はあります。
痛みというわけではありませんが、涙は出ます。
でも、刺激があるのは一瞬。
抜いたあとに、痛いわけでもない。

液体を染み込ませたガーゼを2つずつ、左右の鼻の穴に入れて、しばらくしてガーゼを取り出し、その後は鼻の穴の中を吸引して綺麗にします。

ガーゼに染み込まされていた液体は、明細からすると、キシロカインとアドレナリンのようです。局所麻酔と麻酔の効果を長引かせるもののようです。

「抜いてから麻酔なのか」と後でですが思いました。
まあ、痛くないから問題ないんだけど。

次は、大きなカサブタをピンセットでとる。
その後で、クスリを塗る。明細書からすると炎症防止のためのステロイド剤のようです。

処置に必要な時間は10分かからない程度

その後、30分は鼻の穴に綿を詰めてと。
「30分経ったら自分で捨てて下さい」とのこと。
この綿は、本当に素人さんが鼻血を出た時に鼻の穴に詰めるような綿を詰めます。鼻の中をいじったので、垂れてくるものを念のため吸収するようなものでしょうか。
30分後にしてましたが特に汚れはありませんでした。

点鼻薬を今日から使用
鼻洗いを1週間後からやること
3週間後に経過観察で受診する予約

点鼻薬 リボスチン


しばらくはかさぶたが剥がれて詰まったり、細菌が増えて臭うこともたまにありますが、だんだん良くなりますとのこと。

受付から会計、薬の受け取りまで掛かった時間は40分




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医療 耳鼻科 アレルギー性鼻炎 鼻のクリニック東京

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