2016年7月23日土曜日

新宿バスタから博多までの、超長距離夜行バスに乗ってみた

乗ったバスは、ロイヤルエクスプレス R900TF便 というもの。

東京から博多まで運行される夜行高速バスで、運行距離では日本最長の部類に入るもの。



運行時刻は



東京駅発 20:20
バスタ新宿発 21:00
横浜YCAT発 21:50
小倉駅新幹線口着 10:15
博多駅筑豊口着 11:30
榎田ロイヤルバス車庫着 11:55

始発から終着までは実に15時間35分になります。

貴重な休憩場所である宮島サービスエリア

設備

独立3列シートカーテン付き

独立3列シートで、窓側シートの通路側にはカーテンがあるので、シート部分だけのプライベート空間が確保できます。


フットレスト


高速バスのフットレスト


フットレストはゆったり足が置けて快適でした。

各席にコンセント

コンセントは各席に1つあります。

トイレ

トイレは付いている。
当然だけれども、揺れるし狭いので使いにくい。
手洗いの水は出なかった。

これだけ狭いし、おまけに水も使えないのだから、洗顔や歯磨きは無理。

出来る限りトイレは途中休憩のサービスエリアで済ませたいところ。

その他

パックのお茶、使い捨ておしぼり、ほっとアイパック(蒸気でアイマスク) の3点が付いています。
ブランケットもあります。


運行状態

GPS記録から

夜行バス 東京-博多、ロイヤルエクスプレスのGPS記録

  • 21:00 ピッタリに、新宿バスタを出発。
  • 21:52 横浜YCATを出発
  • 22:21-22:37海老名SA・休憩
  • 01:27-0:133岡崎SA・乗務員交代のみ
  • 04:12-04:31三木SA・乗務員交代と給油のみ
  • 07:38-07:59宮島SA・休憩
  • 10:23-10:28小倉駅
  • 11:37 博多駅筑豊口着

14時間30分の所要時間で遅れが7分
バスとしては問題ない誤差の範囲でした。
(乗車日 2016/07/22)

本当に、きれいにきちんと95km/hという制限速度を守って一定速度で運転していますね。

乗務員は2人乗っていますが、交代間の運転時間は、休憩なしの連続3時間になります。
深夜の運転とかで連続3時間というのは大丈夫なのだろうか、と思ったりします。

これだけ長い運行区間を2人乗務の2交代で行わなければならないのだから、仕方が無いのだろうけれど、ちょいとしんどいのでは?。

ちなみに、2015/11/03に乗った新宮から池袋行きの夜行バスでは、約2時間毎に運転を交代していた。
2015/11/03 新宮-新宿間の高速バスをGPSで記録


夜行バス 東京-博多、ロイヤルエクスプレスのGPSの高度記録

ついでにGPSで記録した高度です。
やはり、足柄サービスエリア付近が一番高い峠なのですね。


休憩

休憩は神奈川県の海老名サービスエリアに夜10時半頃
次は、広島県の宮島サービスエリアに午前7時半頃
この2回だけです。

途中、岡崎SAと三木SAに停車しますが、乗務員交代とか給油のみ

感想

夜中に冷房効きすぎ

夜中には冷房がガンガン効いてしまい、寒くて何度も目が覚めた。
毛布を被り耐寒生活だった。

女性なら、薄手のカーディガンなどを持っていることが多いが、野郎にはそのような手頃な防寒着など持ち歩いていないので、意識して準備しないとかなり辛い思いをする。

高速バス、深夜の車内の気温

車内騒音

スマホのアプリで走行中の車内騒音を計測
コンスタントに90dBに張り付いていました。

やはり、耳栓は必須ですね。


ちなみに、帰りの飛行機内では、巡航時85dB弱、着陸時80dB弱 でした。

夜行バス車内の騒音

関門海峡で九州到達を実感

新幹線でも、列車でも、飛行機で来ても、関門橋大橋を渡ることはできません。
トンネルをくぐって、はい九州というより、やはり橋をわたって到達したほうが実感が強いですね。

関門橋大橋通過中。向こうに見えるのが九州です。








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