2019年6月23日日曜日

弁理士試験の論文の過去問題集10年分やっと終わりました。

弁理士試験の論文の過去問題集10年分やっと終わりました。
今年は短答試験からだったので、短答試験が終わってから論文試験の勉強を開始。
2週間でこれ一冊をやる予定でしたが、 627ページの分量があり、計画より遅れて3週間かかってしまいました。

最新の問題集であっても、受験者が少ない試験では、利益も少ないからか、編集も雑で間違いが随所にみられました。「あれっ」と思うとそれを調べねばならず非常に効率が悪かった。
しかーし、弁理士なんて受験者がかなり少ないマイナーな試験の問題集。これ1つしか出版されていないのですな。
短答試験の受験者は約3000人、論文試験に至っては約1000人しか受験できないのだから、問題集を作ってもそんなに売れないよねぇ。問題集の質が悪いのは仕方がないです。そして、ほぼ全員これを使っているのだからね。



論文試験は1年に特許実用新案法で2問、意匠法と商標法で各1問の4題しか出題されません。
10年分と言っても、たかが40題です。
問題を読んで理解して、模範解答を読んで、解説を読んで、1問につき30分
とすれば、たった20時間でできてしまう。(1回読んで覚えられる天才ならな)

1回読むだけでは済まないので、繰り返し読んだり、大事な部分はメモに書き出して繰り返して読んだり。
あとは、重要な部分を口ずさめるまで繰り返して読み、さらに過去問をほじくり返して読むということをやります。

ただ、古い本をほじくり返すと、法改正に対応していないので、その部分は自分で考えなければならないので、効率が悪いのですな。

まあ、勉強のやり方は予備校に高い金を払って、答練を受けるというのもあるけれど、本番と同じ分量の答練なら練習になろうけれど、基本答練なんて短い文を書く練習をしても、なかなか本番に太刀打ちはできるようにならないもの。

まずは、過去問と模範解答を繰り返して読んで、それを頭に叩き込む。
考えたり応用したりというのはその後だ。
それなりの量を頭にいれると、自然と「考えられる」ようになってくるもの。





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