JR東日本では、SuicaなどのICカードを利用した「IC運賃」と切符を券売機で購入する場合の「きっぷの運賃」の2重価格制度となるようです。
JR東日本の2重価格は、自由席グリーン券を乗車前に購入した場合と車内で購入した場合ということでも既に導入済みなので、JRさんは気にしないのですね。
紙の切符の方が、紙代もかかるし、自動改札機の維持費もかかるので、値段が少々高くなるのは納得できるのです。
でも、よくよく見ると、紙で切符を買うよりも、ICカードで乗ったほうが高い場合があるのは、イマイチ納得出来ないですね。
表からは、
- 山手線内
- 特定区間(東京地区)
- 東京の電車特定区間
では、ICカードが安いか、紙の切符と同価格ですが、
幹線とか地方交通線ではICカードで乗るほうが高い料金を取られる場合があるので注意ですね。
例えば、
幹線の
1~3km
16~20km
31~35km
46~70km
91~120km
141~180km
201~220km
261~280km
361~380km
401~420km
441~460km
481~500km
521~540km
の区間
地方交通線の
1~3km
16~20km29~32km
42~64km
83~91km
101~110km
129~164km
183~200km
238~255km
の区間です。
よくよく見ると、
- 山手線内
- 特定区間(東京地区)
- 東京の電車特定区間
では、IC運賃の10円未満の端数を、「きっぷ運賃」では全て切り上げていますが、
- 幹線
- 地方交通線
の場合は、10円未満の端数を四捨五入して「きっぷ運賃」を決めているようです。
ICカードで乗るときには、あまり金額を意識しないので、
たまたま自分がよく利用する区間が切符の方が得だったのに気が付かなかった。
なんてことがあるかもしれません。
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