2013年3月21日木曜日

風評被害を無くすには信用回復が第一

風評被害を無くすには信用回復が第一

原発事故の関係で地元の農産物の価格下落が続いているという。

これを風評被害と言うべきかどうかはわからない。

でも、事故があった原発に近いという理由だけで、買い控えられているのは事実だろう。


では、なぜこういう事態が続くのだろうか。

もし「安全だ」ということを誰もが確信したのならば、買い控えは発生しないのではないだろうか。
ということは、多くの人が「安全だ」と思っていないということ。

「基準が○○」で「その基準を満たしている」と言われても、
「それが安全か」ということを信用していないのだ。


「長期間、大量に摂取し続けなければ安全」
だと言われれば、
「長期間、大量に食べ続けたら安全ではないかもしれない」
ということだろう。

大量に食べるかどうかは別にしても、
米や野菜は毎日のように食べるものなのだ。
これじゃ買う気にはなれないものだよ。


こんなのではなくて
「長期間、大量に食べ続けたとしても安全」
だと言い切れる基準を作ってくれ。

これでは、ほとんどの農産物を出荷できなくなるかもしれないが
これくらい大胆なことをやらなければ信頼は回復しない。
今のままだと、「出荷させるために都合のよい基準を作っているのでは」とてもとても信用できないからだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿