2013年3月12日火曜日

気球を使った携帯基地局の記事から思いついた、山岳遭難者探索システム

「気球使った災害用基地局、ソフトバンクが開発」(2013年3月8日20時38分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/net/news1/atmoney/20130308-OYT1T01144.htm

「アンテナを取り付けた気球(直径5・2メートル)を地上100メートルに上げ、半径3~5キロ・メートル内で同時に100人が携帯電話で通話できる。」

すごいですね。
災害時だけでなく、奥多摩などで山岳遭難した遭難者の捜索にも活用してもらいたいものです。

携帯電話が通じれば、場所とか状況がわかる。
通話ができなくても、携帯電話の位置さえわかれば、捜索の手間はぐんと少なくなりますからね。

いっそ、ヘリコプターに携帯電話中継装置とGPSを積んでしまうのはどうだろうか。
携帯電話は1分毎とかに、自分の位置を携帯電話の基地局に教えるために通信をしています。
電話が掛かれば、携帯電話システムは、自動的にその電話のいる近くの基地局から通信のための電波(以下「位置通知電波」言います。)を送るようになっています。


遭難者の家族から捜索依頼があれば、遭難者が持っている携帯電話の位置通知電波を探せば、場所が特定できるということになります。

ヘリに積めば、比較的高い場所から広い範囲で位置通知電波を探し、見つかれば高度を下げて範囲を絞っていけばよいのです。

そうすれば、遭難者の捜索の手間は格段に下がり、救出の可能性も高くなるのではないかなと思います。

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