2009年10月15日木曜日

IE6のインターネット一時ファイルが消去できない

IE6のインターネット一時ファイルが消去できない

 Internet Explorer 5/6で、Webページの画像、動画などを読み込み中に「中止」ボタンを押したり、他のページに移動した場合に、一時ファイルが削除されずにそのまま残ってしまうという不具合があるようです。
 いやらしいことに残ったファイルをエクスプローラーでは表示したり削除したりできないことです。そして表示はされなくてもしっかりとディスクスペースは食われているので、ディスク容量を圧迫します。やはり、この状態はなんとしても修復したいものです。


 それで、消す方法なのですが、ファイルは消せないけれど、フォルダごと削除する方法なら消すことができます。ただし、そのままでは一時ファイルのフォルダを削除できないのでひと工夫必要です。

 簡単に書くと
 1.IEの一時ファイルの場所を別の場所に変更しておいて、
 2.フォルダ(Temporary Internet Files)ごと削除して、
 3.同じ場所に同名フォルダを作り
 4.元の場所に、IEの一時ファイルの設定を戻します。
です。

詳しくは、
 1.IEの「ツール」メニューから「インターネットオプション」を開く
 2.「全般」のタブ→「インターネット一時ファイル」→「設定」とクリック
 3.「設定」のダイアログ画面で「フォルダの移動」ボタンをクリックして、別のフォルダにインターネット一時ファイルのフォルダを変更します。
 4.一度ログオフしないと変更されないので、とりあえずログオフして、ログインしなおします。
 5.そして、元のインターネット一時ファイルのフォルダ(普通なら C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\Local Settings\Temporary Internet Files)をフォルダごと削除します。
 6.インターネット一時ファイルのフォルダの設定を元に戻すためのフォルダが消えてしまったので、元の場所に同じ名前のフォルダを作ります。
  普通なら 「C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\Local Settings」というところに「Temporary Internet Files」というフォルダを作ります。
 7.あとは手順1.~3.と同じように操作して、インターネット一時ファイルのフォルダの設定を元の場所に戻します。
という感じです。

このインターネット一時ファイルはユーザーごとに別々に作られるので削除する作業もユーザーごと別々にやらないといけません。面倒なのですけれどね。

0 件のコメント:

コメントを投稿