2009年10月17日土曜日

無線LANのセキュリティーのメモ

WEP暗号は無意味
 一昔前に中心だった、WEPという暗号を掛けても、無線で飛んでいるデータから解析する方法があり、既にクラックツールも出回っているので、どんな複雑なパスワードでも1分と掛からず必ず破ることができてしまう。従って、WEPを掛けてもセキュリティーはよろしくない。
��当然、何もしていないよりはマシだけれど)

MACアドレスフィルタリング
 MACアドレスフィルタリングとは、ルータなどが通信を許すマックアドレスを決めておいて、それ以外のマックアドレスからの通信をルーターが拒否することでセキュリティーを確保しようというもの。
 でも、MACアドレス自体は暗号化もされず無線で飛び交っているので簡単に取得でき、取得したMACアドレスに偽装して通信するツールも既にあるようです。従って、MACアドレスフィルタリングを掛けてもセキュリティーは充分とは言えません。

WAP暗号だけが現在唯一有効な無線LANのセキュリティー
 WAPという暗号は、まだ解析できないらしいので、今のところ唯一の有効な無線LANのセキュリティーである。WAP用の解析ツールもあるが、パスフレーズを総当たりで解いていく方式なので、複雑な乱数文字を設定していれば、相当に安全であるという。でも、簡単な文字列なら当然すぐにクラックされてしまうことはいうまでもない。


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