出版社:三才ブックス
ISBN:978-4-86199-625-2
一般教養のために
この本を読んで裏ワザを使おうとは思っていませんが、(本になった時点で裏ワザではありません。真似する人は失敗するだけですよ。)
- このようなことを使う人への対抗準備
- 新たな思考のヒントとして活用
するために、ちょくちょく、この手の本も読んでいます。
なので、私に取っては、仕事一般で使用する一般教養の範疇ですね。
心に残ったこと
ヘリウムを自殺に使うなんて
できることはわかるのよ、そんなこと、でもさ、自殺に綺麗なものなんかないぞ、迷惑かからないものなんかないぞ
ネットで検索してみたら、風船屋さんの「あおいそらのブログ」のとあるページが印象に強い。
風船で喜んでもらうために売ったものが、このように使われたときの心情が伝わってきます。
ヘリウムで酸欠事故
自殺よりも、事故のことが心に残ってしまった。2007年茨城県ひたちなか市の高校で起きた事故のこと
ヘリウムボイスで声を変えようとしたのだろう、高校生が純酸素を満たした袋をかぶって死亡した事故。あまりにも悲しすぎて、リンクも貼れない。
ヘリウムを吸い過ぎたら身体に悪いとか、いろいろなことがネットに書かれていますけど、ヘリウムが悪いわけじゃない。酸素の少ない気体を吸い込めば全て危険。
「俺は息止め3分できるから大丈夫だ」と思った人はもう間違ってます。
息を止めても、酸素がある気体が肺に満たされているので、「しばらく保つ」のですよ。
肺から血液に酸素が取り込まれるのは、肺内の気体の酸素濃度と血液中の酸素濃度の差があるからです。血液中の酸素濃度より、普通の空気では酸素の濃度が高い。だから、空気から血液に酸素が取り込まれる。
息を止めても、しばらくは酸素が血液に取り込まれ、しばらくして肺内の酸素がある程度薄くなると、血液に酸素が取り込まれなくなるのです。そして、ここまでですね。
酸素がない気体が肺に入った場合は、全く違います。肺の中では、血液の酸素濃度が高くなるので、血液内の酸素が肺内の気体に出て行ってしまいます。なので、一気に酸欠が進んでしまいます。冗談抜きで、一呼吸、二呼吸で運動麻痺、意識消失、呼吸停止で死に至ります。
これはヘリウムじゃなくても、窒素でも起きてしまいます。
1992年には、北海道大学で、室温を下げるために液体窒素を床に撒いたため、室内全体が酸欠になって死亡する事故が発生しています。
「北海道大で液体窒素による窒息で助手と院生が死亡」
youtubeには、風船のヘリウムを吸った少女が直後に倒れる映像もあります。
このように酸欠事故は極めて即効性があります。
ほんの何気ないことでも、とても危険なので、十分認識して悲しい事故は無くしたいものです。
というわけではありません。
面白おかしく書いて、「やっちゃだめよ」とか書いていますが、本当にこれをやったら詐欺罪とかいろいろな罪で捕まるよということが沢山書かれています。
軽い気持ちで真似ることなど絶対に無いようにすべきですね。
(続く)
ほんの何気ないことでも、とても危険なので、十分認識して悲しい事故は無くしたいものです。
全般的な注意
裏ワザ=合法的なものというわけではありません。
面白おかしく書いて、「やっちゃだめよ」とか書いていますが、本当にこれをやったら詐欺罪とかいろいろな罪で捕まるよということが沢山書かれています。
軽い気持ちで真似ることなど絶対に無いようにすべきですね。
(続く)
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