やってはいけないこと
俺流をふりまわすな
新しい職場に着任などをしたら、張り切ってしまったり、調子に乗ってしまったりして「俺流」を振り回したりしないことだ。
そんなことをしたら「あんた何様よ」と思われるのがおちで、基本的に嫌われる。
やるべきこと
まず仕事を知ること
知らないから部下に聞くしかない
とにかく話を聞くのだ
質問はしても意見はしない
まずは職場の文化を知ることだ
初めは部下もこちらを採点しているもの、簡単には本音を話してくれるわけではない
最初は表面的なことしか聞けないかもしれないが、それではまずは情報収集をしていくしかないのだ。
本音を聞き出すためには、信頼される必要がある。
少なくとも、「この人に、本音を話しても自分に対して害はない」と思ってもらわなければ、本音を引き出すことなんてできない。
信頼というのは、人と接している行動で得られるものだ。上司として着任しただけで部下や周りの人に信頼されるなどと、夢にも思わないことだ。
人を知れ
まず周りの人や、部下の人物像を把握することが必要だろう
性格や求めているもの、得意なものや好きなもの、嫌いなものは何だろうか
話好きなのか話し下手なのか、
観察していれば色々分かってくるものだ
観察は事実そのものを客観的に記録しよう
この記録の時に自分の考えや主観を入れてはいけない
主観や思い込みが入ってしまうと、確証性バイアスのため、自分の思ったように事実を解釈してしまうから、本当のことが見えなくなってしまう
組織からの要求を知ること
組織体として行動している場合は、自分の部署に対して、組織から求められているものがあるはずだ。それを正確に把握してきていないと、目標とは違う方向に向かってしまう。
そうすると、膨大な時間のムダが発生し、部下に無用な負担をかけることになる。そして、嫌われる役立たず上司となってしまうのだ。
空気を読むこと
まずその場の空気がどのようなものなのかしっかり把握すること。
これができない人は、まず多くの人から嫌われる。
明るいものなのか暗いものなのか、
その場の空気を適切に読んで、必要な行動をすべきなのだ。
部下を守る
部下を持った場合、とにかく自分の部下を守ることが大切
自分一人でできることなんてたかが知れているのだ。
部署の仕事のほとんどは、部下が行なっているのだ。
部下が仕事をしてくれないと、自分の部署の仕事が成り立たなくなるのだ。部下を大切にしなければならない。
大切にすれば、よほど特殊な人間でない限り、相手はそれに答えてくれるもの。
どのようにすれば部下を大切にできるのか。
まず簡単なこと、人間として大切にすることだ。
他人(部下)の時間を無駄にしないこと
これは自分の部署の時間を無駄にしないことにもつながる。
上から降ってきた仕事、横から降ってきた仕事をそのまま部下にたれ流さない。
それは必要な仕事なのか、断れない仕事なのか、いつまでにどれぐらいの優先順位を持ってやるべき仕事なのか、それを適切に判断をして、必要なものだけを取り込んでいくようにしよう。
組織の仕事なんだそれができないことはある、でもそのように頑張っている姿勢だけは必ず部下に見せて、伝えよう。
指示は明確にすること
指示をコロコロ変えないこと。指示が変わるとそれまでにやった仕事が無駄になるし、部下の無用な負担を増えてしまうのだ。そして、部下は何をやったら良いのかがわからなくなり、結果、信頼を失う。
部下の失敗の責任はきちんと自分が取ること。自分が指示したのだから。
部下の失敗は、内容を指摘して説明して失敗を理解させること。
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