LibreOfficeのの表計算ソフトcalcを使えば無料だ。
使い勝手はExcelとは違うけれど、Excelもバージョンが変われば使い勝手は全然変わってしまうのだから、使い勝手の維持はExcelにお金を払い続ける理由にはならないですね。
というわけで、私は個人的にはExcelを買わず、LibreOfficeで済ませています。
普通に使うなら問題ないのですが、ちょっと困るのはマクロです。
これまでに作ってきたマクロを活用したいけれど、LibreOfficeで使えるマクロはVBAとは全然違います。
やっぱ、マクロを使うために買わなきゃいけないのか・・・と思っていましたが、いろいろ調べて、パソコンと戦ってやっとできましたので、備忘録的まとめ
Excelマクロが使える設定
マクロの1行目にOption VBASupport 1
と入れれば、Excelマクロのコードがそのまま動かせるらしいのです。
素晴らしい、こんな簡単なことでExcelを買わなくていいのならとっても素敵とやってみました。
なかなかすんなり動かない
ところが「basicランタイムエラー35」というメッセージが出てうまく動かない。
このメッセージは、定義されていない関数とかを使っているよというもの。
調べてみると、ワークシート系のものはJavaがインストールされてなくてはだめだとか。
とにもかくにも、とりあえずLibreOfficeを最新にアップデート。
こだけでは変化なし。
Javaも最新にするためJava Runtime Environmentの略の「JRE」で検索・・・
出てくるのはJR東日本ばかりじゃない・・・
「JRE Java」で検索すると無事
https://java.com/ja/download/
Javaのダウンロードページにたどり着きました。
ここでJavaの最新版をダウンロードしてインストール。
いざ、LibreOffice calcのマクロを実行・・・
状況変わらずでした。
LibreOfficeを閉じて再起動でもおなじく駄目。
最後、パソコンごと再起動したら動作するようになった。
流れをまとめて
LibreOfficeの表計算ソフトウェア CalcでExcelマクロを動かしたいときは、1行目に「Option VBASupport 1」
と書く。
それで「basicランタイムエラー」が出て動かないときは、LibreOfficeを最新にアップデートしてみる。
それでもだめなときには、Javaの最新版をインストールしてみる。
そして、calcから「ツール」→「オプション」→「LibreOffice」→「詳細」の画面の「Javaの実行環境を使用」にチェックをいれる。
calcにJavaの実行環境の使用設定 |
calcにJavaの実行環境の使用設定 |
さらに、calcから「ツール」→「オプション」→「LibreOffice」→「セキュリティ」の画面の右の「マクロセキュリティ(Y)」のボタンから進んでセキュリティレベルを「中」にします。でないと、署名のない自作マクロは動かせないので。
calcのセキュリティレベルの使用設定 |
calcのセキュリティレベルの使用設定 |
さてさて、ここまでやっても、私はすんなり動いてくれませんでした。
ここまでやって、パソコンごと再起動したらやって動くようになりました。
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