補聴器の値段がとても高いので、落として紛失すると大変なことになります。
滅多に耳から外れて落ちるものではないのですが、それでも落ちることはあります。
ひとつ何十万もする高級なものです。落としてしまった場合はとても悲しいことになります。
ということで、補聴器脱落ストラップを100均グッズで作ってみました。
スペックを考えます
- 耳に常につけているものなので、重いものは嫌です。
- 補聴器ケースにも頻繁に収納したいので、取り外しが簡単でなければなりません。
- 補聴器の重さだけを支えれば良いので、大きな荷重に耐える必要はありません。
- できるだけ目立たないほうがいいですね。
- でも、見える場所なので、見られても良い程度の見栄えも必要です。見栄えを考えなければ、極論、タコ糸でも釣り糸でもいいのですが、ちょっと嫌なので、「そりなりの見た目」くらいは考えることにしました。
材料を集めて工作
そこでまず考えたのが、眼鏡用脱落防止ストラップ(以下「ネガネストラップ」)。
買ってきたのは、ダイソーにあった「グラスコード メンズ」です。
ダイソーで購入したメガネストラップ「グラスコード メンズ」 |
できるだけ紐が細くて目立たないものにしました。
シリコンの輪っかにメガネのフレームを通して使います。
ただ補聴器の場合は、耳に入れるイヤーチップと本体の部分がそれなりに太いので、メガネストラップのシリコンの輪っかが素直に通ってくれません。
そこで、ペンダントの後ろ側に繋ぐところに使う、カニカンと丸カンを使うことにしました。 これもダイソーに売っています。
ダイソーで購入したカニカンと丸カン |
カニカンの大きさ |
使うのは、カニカンと丸カンを2こずつ。
メガネストラップのシリコンの輪っかを切ってしまいましょう。とっても活用するところがないと思うので。
シリコンの輪っかはハサミで切りました。 |
ここに、丸カンを使ってカニカンを取り付けます。
カニカンを使って、補聴器の一番細い部分を止めると、補聴器の脱落防止用ストラップとして十分役立ってくれます。
補聴器の細い部分をカニカンで繋ぐ |
工作時間は数分ですね。
補聴器に何もつけていない状態よりも、スラップのコードが絡まりそうなので、装着はやや面倒ですが、補聴器を落としてなくすことを思うと許せる範囲でしょう。
メガネストラップとして使うためのシリコンの輪っかのアジャスターとしてついていた小さな金属パイプ。写真の黒いもの。
この黒い部分 金属製のパイプです |
これを、ストラップのワイヤーに通せば、ストラップのワイヤーの長さを調整するアジャスターに使えました。
シリコンの輪っかに付いていたアジャスターの黒い金属パイプをストラップワイヤーのアジャスターに流用したところ |
まとめ
100均グッズ、総額200円で実用性のある補聴器脱落防止用ストラップを簡単に自作することができました。