2020年2月28日金曜日

【日帰り全身麻酔で鼻の手術体験】2回目の手術当日

東京都中央区京橋にある鼻のクリニック東京で日帰りで全身麻酔して鼻の手術をしてきました。

2回に分けて行う手術のうち2回目、経鼻腔的翼突管神経切除術 です。


受付

受付は8:00-8:15に来てくださいとのこと。
07:55に着いたのでほぼ待ち時間なし。

受付にはたくさんの人がいましたが、所詮、手術を受ける人だけの人数。

鼻のクリニック東京には手術室が6個あります。
全身麻酔で日帰り手術を専門にしているので、手術は午前中だけです。
(午後にやると、休んで体調を確認して帰らせることができないので)
午前中に各手術室で2回の手術を回しても、最大12人が1日最大の人数です。

数えたわけではないけれど、今日10組前後の人数がいました。大盛況ですね。


ここでは、簡単な問診
最後に飲食した時間などです。
呼吸管を挿れたときに胃の中のものを吐いて、これが気管に行く、誤嚥性肺炎を避けるためですね。

手術まで

準備をしたり、回復まで休憩する個室、リカバリールームが11個あります。
リカバリールームは6室が1人部屋、4室が2人部屋、1室が3人部屋になっています。
私は2回とも1人部屋を1人で使ったので、2人部屋、3人部屋の構造はわかりません。
でも、手術室の数から考えられるキャパからすると、相部屋運用はほとんどないのではと思ったりします。

1人部屋も部屋によって広さが全然違います。
1回目は広い1人部屋でしたが、今回はまあまあ狭い1人部屋でした。

まあ、半日しかいないから、気にならないけどね。

セキュリティー金庫、洋服掛け、鏡はありますが、相変わらず時計がないのです。


手術の準備

手術着に着替えて待機

前回と同じなので勝手知ったるでさっさと着替える。

看護師さんが来ての確認

体温、血圧、血中酸素飽和度など測定して問診
とにかく、腹が減ったし、水分も飲めないので喉が乾いているし、息苦しいし、
寝転んで「瞑想して」耐えている状態のまま血圧を測ったら
「低すぎですね、もう一度測りましょう」
と測り直して、最高血圧90台、最低血圧50台でした。
測り直す前は、80台の40台とか・・・

ちょいとビビりました。
せっかく準備したのに手術ができなかったら、この鼻の詰め物を今日抜いてくれないのか。嫌じゃ。
全身麻酔ができなければ、とりあえず、局部麻酔で抜くのか、それも痛そうで嫌じゃ。

リラックスしすぎですかね、、、自分としても史上最低血圧のような気がします。
「座りましょうか?」と言ったが「これでいいですよ」というので良しとする。
今の目的は手術ができさえすれば良いのじゃ。

麻酔科の医師がきて挨拶

「本日担当する○○です。よろしく」という挨拶程度で瞬間
麻酔科の医師は2人はいます。
朝、各部屋を挨拶に来るのはメインの医師かしら?男性医師ですが、
手術室で女性医師でした。手術後にいらっしゃったのも女性医師でした。
まあ、複数居ないと困りますよね、複数手術同時進行なのだから、、、
でも、並行する手術の数だけ麻酔科の医師は居ないっぽいな。(当て推量ですけど)

執刀医の先生が来て確認。

流石に何度も見ているので顔を覚えた。
「体調は大丈夫ですよろしく」と

1時間待ち

1回目は、9時から手術が始まりだったので、準備してすぐでしたが、今回は、後半の時間帯。(同じ手術室で2人手術する2人目ということ)
手術開始が10時過ぎ
準備して待つ・・・余分な1時間
朝ごはん抜いてお腹空いているのに・・・
水も飲めないから、喉がカラカラなのに・・・
鼻の詰め物が苦しいから早くとっとほしいのに・・・
と思いつつ寝る。。。。鼻の詰め物で寝苦しいから寝られない


やっと手術

看護師さんが入ってきて、「じゃ、行きましょうか」
歩いて、手術室に

1週間前の同じなので「慣れた」感じ
前回のような緊張もない。

手術室で

手術室では、心電図の電極を付けて、右手に血圧計のバンドを付けて、左手に点滴を刺します。

口の鼻の上には、酸素マスクのようなものを置いてます。ガスを吸わせて意識を落ちたら口に管を挿れるので、本当にマスクは置いているだけでベルト等で止めません。

点滴を刺したときのルーチンワーク。「しびれがありませんか?」などの質問に「大丈夫」とか答えれば準備は完了。

壁のモニターに出ている心電図をちらっと見て「ああ、不整脈も出てないなオッケー」
モニターの血圧を見て、最高血圧120台、最低70台、普通じゃんということを確認したところで
「じゃ、眠くなるお薬を流しますね」と言われたので「よろしくおねがいします」
と言った直後に意識はなくなる。
寝不足で眠かったし、鼻栓のため息苦しかったからね。

手術の明細

全身麻酔の手術なので、自分自身としては寝た直後に手術が終わっていて、何をしているのた、したのか、さっぱりわからない。
会計の明細にはこれくらい書かれていたので、これくらいいろいろなものを使ったのだろうと想像。

手術終了後

今回は手術中に夢を見なかったな

手術室で

前回と同様に、手術室で声を掛けられて起こされます。
この時点で、心電図の電極は外され、呼吸のマスクもありません。
点滴は刺さってます。(これは、リカバリールームで抜いてくれます。)
手術台に横付けされているストレッチャーに自分で移動。
そして、リカバリールームに運んでくれます。

リカバリールームなどで術後の経過観察

30分は水も飲めないので、寝る。
まだ、麻酔が残っているので、そのまま寝られます。

30分後くらいに、看護師さんが体調確認の問診。
ペットボトルの水(いろはす300mlでした)を好きなだけ飲んでみて(半分飲みました)、気分が悪くならないか、吐き気がしないかなどの確認。
部屋の中を数歩歩いてみて確認。

さらに30分位たったら、ご飯も食べてくださいとのこと。

手作りおにぎりと、野菜補給のためのハム野菜サンドイッチを食べ、その後トイレに歩いていく状態を確認。
まだ、麻酔が残っているので、気持ちよくフラフラしながら蛇行して歩く。

こういう、頭がクラクラすることってめったにないので、この感覚を大いに楽しむ。
「気持ちいいですね」と看護師さんに言うと一瞬「?」という顔だったが(笑)


しかし、今回は、お昼ごはんを食べる頃にも麻酔が残っているなと思ったら、手術が遅かったので、目覚めてからの時間が経っていないのだね。
前回より麻酔が残っていて当たり前。

14時に退院

手術の時間に関係なく、問題なければ14時には一斉に追い出したいようだ。
14時には「退院」となった。

今回は、傷は小さく、鼻の奥の方に止血のため栓があるらしい。
だだ、止血のため栓は気道を塞ぐ位置にないので、今回は全然息苦しくない。
痛みも全然ないので、病院にいる間に痛み止めのロキソニンを飲むことすらなかった。

薬は、ステロイド剤と抗生物質を前回14日分処方されているので、あと7日間それを飲む。
追加で、念の為、痛み止めのロキソニンを10錠、処方してもらう。

タクシーで帰宅

まだ、麻酔も残っているので、帰宅して、久しぶりに楽な呼吸で、夕方まで熟睡。

寝る前に、ロキソニンを飲みましたが、特に辛い痛みもなく、出血もほとんどなく、呼吸も楽で、今回は楽でした。


支払い

この日の支払いは203,130円

手術の日の費用のみクレジットカードが利用可

高額医療費の限度額証明書を事前に取得しておけば、その額までの請求になるのだが、クレジットカードで払ってマイルを貯めないとね。
今回の手術で、ハワイまでエコノミーの1割分マイルが貯まりますから。

高額医療費の差額は後で返してくれるからいいや、後でも。それよりマイルがほしい。



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医療 耳鼻科 アレルギー性鼻炎

2020年2月25日火曜日

【日帰り全身麻酔で鼻の手術体験】手術から 4日後~6日後(2回目の手術の前日まで)

日帰り全身麻酔で鼻の鼻中隔湾曲症の手術をした経過報告(術後4日目から6日目)
手術から6日目は2回目手術の前日になります。

手術後4日目

人生最悪の夜

今日は、寝る時に鼻の穴が完全閉塞。

さらに鼻炎で発生した鼻水が喉に落ちる後鼻漏がある。
後鼻漏を飲み込もうとするも、鼻の穴が完全に塞がると空気圧の調整が上手くいかず、喉がうまく動かない。中途半端な飲み込み動作が少量の空気を飲み込み、それを出そうとするゲップ(それも中途半端)反射の繰り返し。
この間、呼吸は苦しいわ、吐き気はするわで、全然寝られない。
横になると気持ち悪さが増すので、結局、午前6時まで座ったまま過ごす。
ほとんど寝られなった。
ほんと最悪の夜だった。

食中毒の腹痛や、インフルエンサの光熱や、不快な夜はたくさん経験したけれど、息苦しいというのは最悪な感じがするね。
痛みや熱は我慢できるが息が苦しいのは我慢が難しい。

夜寝るときの不快感は良くなるどころか日に日に増している。

鼻のクリニック東京に電話

朝の営業開始時刻を待って鼻のクリニック東京に電話
簡単に内容を書けばこういうこと
  • まあ、みんな苦しいのよ、我慢しな。
  • 吐き気には、吐き気止めが処方できる。
  • 寝られないことには、手持ちの睡眠薬か市販のものを使ってくれ。
  • その他、できることと言えば、来院すれば吸引くらいはできる。ただし、また詰まってしまうだろうけど。

だって。看護師さんは結構冷たい。

しかし、とくかく、また詰まるにしても1日2日楽になるだけでもかなり違うので、吸引してもらうことにして予約。

鼻のクリニック東京にて

鼻のクリニック東京に行ったが、鼻の穴に詰まっているのが固形物なので吸引できないのこと。

確かに昨日寝られないときに、鼻を開通させようと綿棒を突っ込んでみたのだ。
そうすると、まるで羊かんのような硬さのあるものに綿棒を突き刺しているような感覚だった。でも、クリニックに行けば少しなんとかなるんじゃないかと期待したが、見事に打ち砕かれた。

これ以上の鼻水が出るのを減らたために、アレルギーの薬(抗ヒスタミン剤のアレロック)と、夜少しでも寝やすいようにツムラの漢方薬の抑肝散というものを処方してもらう。
アレロックに抑肝散という薬

漢方薬で夜寝られるんか?
かなり疑問でフラセボ効果ゼロ、、、私は漢方薬を信じない。

お支払いは630円也

後鼻漏との戦い

鼻の穴が詰まった状態で後鼻漏の元となる鼻水が発生しているのですが、後ろに落ちず、落ちかけの状態で止まる。水を入れたストローの上の穴を押さていればストローの下から水が落ちないのと同じだね。
これが喉に気持ち悪く、飲み込みの動作をするが飲めないという動作の繰り返し。これが不快を通り越して苦しい。

とにかくこの不快感、いや苦しみを除くために、思い切って力を込めて飲み込みの動作をしてみる。少しはましになるときがある。
でも、水を入れて上の穴を押さえて逆さにしたストローの下の穴から無理やり水を吸えばストローが負圧になって凹んでしまうの同じく、鼻腔の中が負圧になって、これも超不快。こんなときはお茶を2,3口ごくごくっと飲むと、状態がリセットされるようだ。

寝不足作戦

とにかく寝不足になれば夜は寝られる。
昼間寝ない。
疲れさせる。
眠気のでるアレルギーの薬などを夜に飲む。などの対処で夜寝られるようにしてみた。


手術後5日目

睡眠は少しマシ

薬のおかげで寝られた。もちろん喉はカラカラなのだが。

昼間も眠い

しかし、薬が残っているのか昼間も眠い。

昼間、起きているが効率は全然上がらない。
とにかく、給料分の最低限くらいの仕事はしただけのような気がする。

鼻詰まりは昼間もずっと超不快

夕方から楽に・・・慣れ?

ところが、夕食すぎ頃から急に気にならなくなった。
理由は不明。これが「慣れ」というものなのだろうか?

それまでは、後鼻漏で気持ち悪いとき、気合い入れて飲み込む動作、失敗してら水飲んでリセットとかやり続けていました。
水を飲まなくても、深呼吸でもリセットできたりしました。

痛みはほぼないので、スルメのような硬いものを食べて顔の筋肉を動かすようにしたのが良かったのかもしれない。

手術後6日目(2回目の手術の前日)

今朝気づいた
慣れたのではなくて、鼻栓のとおりがよくなっているのかなと。

痛みはほぼないので、安心してスルメを食べるなど、顔に筋肉を動かしたおかげでなのか、固形物化して鼻栓の奥で詰まっているものの間に隙間ができて鼻呼吸がいくらかできていたものと思われる。

今朝は、また鼻炎の液体が分泌されているようで、鼻が詰まっている。
そうすると、楽ではなく不快だ。

この不快感は、強制の見込み動作と水飲みと深呼吸などで誤魔化す。

なんとしても、明日は手術をしてこの鼻栓をとってもらいたいので、前日の食事制限などを確実に厳守。体調管理にも気を使った。


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2020年2月24日月曜日

【日帰り全身麻酔で鼻の手術体験】手術から 3日後

日帰り全身麻酔で鼻の鼻中隔湾曲症の手術をした経過報告(術後3日目)

睡眠は相変わらず最悪

睡眠中に鼻が詰まっているので口呼吸。このため寝ている間の口喉乾き地獄なのは昨日と変わらず。
起きているときには、こうも口の中は乾かないのだが、寝ている間には乾くということは、寝ている間は唾液の分泌が相当少ないんだね。

最初に2時間だけ寝れて、後は10分とか30分おきに目が覚めて、枕元のペットボトルのお茶を口に含むこの繰り返し。


朝には、頭がふらふらする。これが目まいというやつなのか?
トイレに行くだけでもまっすぐ歩けないくらい。

鼻の中に異物がたまりすぎて、耳の平衡感覚を保つ器官を刺激しているのか、睡眠の質が悪すぎて単なる寝不足なのかのどちらかだろう。

吐き気はまではない。


日中

午前中は真っ直ぐ歩くのも難しいくらいだったが、午後には少し楽になった。


鼻詰まりはまだまだ辛い

夕方頃には、目まいのようなフラつきはなくなった。良かった。

今日は、目のかゆみもありまない。

あとは、残るは、鼻詰まりの超不快感との戦いだけかな。

痛みもかなり解消されたので、痛み止めのロキソニンは11:00頃に1度飲んだだけ。


その他

写真ACより)

鼻のクリニック東京の看護師さんの話では、最初の3日くらいはかなり苦しいらしいが3日を過ぎれば慣れてくるらしい。
今日がこの3日目
これから楽になってくれれば良いが。

しかし、聞いて予想して覚悟していた以上に不快だ。今日は振替休日でお休み。仕事がなくて良かった。今日が仕事ならめちゃくちゃ辛いわ。


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2020年2月23日日曜日

【日帰り全身麻酔で鼻の手術体験】手術から2日後

日帰り全身麻酔で鼻の鼻中隔湾曲症の手術をした経過報告(術後2日目)

睡眠最悪

昨日は、寝た直後から、鼻呼吸のため口の中がカラカラになら、一晩中頻繁に目が冷めて、枕元に置いているお茶を口に含まなければならなかった。

鼻の穴が封鎖されていることがこんなに睡眠の質に影響を及ぼすのかと思ってしまう。

仕事が休みなので、普段より1時間ほど多く寝たのだか、それでも寝起きが少し頭痛がするような不快感。

仕事が休みなのでしんどいときは寝て休めばいいのが鉄則だが、今回は鼻の穴が塞がれていて、横になる方が鼻水が鼻栓を通して下にたれてくれないので不快感が多いので、座って過ごすことにする。

これなら、インフルエンザで寝ている方がよほど楽だな。


とにかく目がかゆい

昨日は、涙が出て、ドライアイの解消だとか言って目薬を点さずに済んだくらいだが、今日は、目が充血してとにかく痒くて不快。

写真ACより)


鼻が詰まっている超不快感との戦い

詰めている鼻栓には、中心にシリコンチューブが通っていて穴が空いている。細めのベビー綿棒が通る大きさの穴で、ベビー綿棒を突っ込んでみると穴には通るが途中から奥の方で抵抗が大きくなる。
詰め物の奥側でネッチョリしたものが詰まっている状態だ。

鼻の穴が完全にふさがってしまうと、例えば、水を飲み込みときでも、鼻腔内の圧力調整がうまく行かず、何かを一口飲み込みごとに耳抜きをしている感じになる。
たとえ鼻呼吸はできない程度でも、少しでも空気が通っていれば、飲み込むときに余分な圧力がかからず不快感小さいのだが、完全に詰まると非常に不快だ。

もう既に、手術時にできた創傷と戦っているのではなくて、鼻栓という詰め物がある状態の鼻炎の不快感と戦っているだけだ。

今日は、朝に比べて夜のほうが楽になったかといえば、そうは思えない。

痛みとの戦いはあまりない

10:20頃に痛み止めのロキソニン
なんとなく痛い感じはするので

19:30頃に痛み止めのロキソニン
とりあえず。



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2020年2月22日土曜日

【日帰り全身麻酔で鼻の手術体験】手術の次の日

日帰り全身麻酔で鼻の手術をした経過報告(術後1日目)

睡眠

手術をした傷口を圧迫止血するため、鼻には大きめの鼻栓が詰められています。
鼻栓にはシリコンチューブが入っているので穴が空いているのですが、鼻水や血糊などで次第に詰まってしまいます。

鼻中隔湾曲症の手術の後、圧迫止血のために鼻に太い綿の栓が詰められている状態
太い鼻栓が入っていることと多少の腫れのため、顔の割に鼻が異様に大きくなっています。
綿の栓の芯にはシリコンチューブで穴が空いていますが、1日経てば穴は詰まってしまいます。


手術直後は鼻呼吸ができたので苦しさはないので、手術当日の夕方などは楽に寝られました。

でも、チューブの穴が詰まってしまうと、もう鼻呼吸するしかありません。
鼻の穴がふさがっているだけで睡眠の質が激悪ですね。

明け方から、鼻呼吸のため口の中がカラカラになり、頻繁に目が覚めた。
そのたびに、ペットボトルのお茶を口に含んで、口内を水分で濡らすのだが、寝苦しい。
回数は数えてないが超頻繁。たぶん10回は超えている。
細切れ睡眠が苦手な人は超辛いかも。私が案外平気だが、それでもやはり煩わしい。

午前、痛みはロキソニンで止める

8:30頃 ロキソニンを飲む
朝起きたときから鼻全体に痛みがある。
痛みの程度は、苦痛という程ではないが、常に痛みが気になる程度。

手術当日である昨日は、痛みを殆ど感じませんでした。まだ、麻酔の効果が残っていたのでしょう。
手術の次の日である今日のほうが全般に痛みはあります。
ただ、ロキソニンでなんとかなるので苦痛ではないです。

当てガーゼには、血の色が滲んだ鼻水が染み込んでいる。
出血しているというより、血が滲んだ綿を鼻水が通過するからその色だと思う。

痛み止めのロキソニンを飲んで1時間後
何かをしていれば痛みを忘れられる程度に痛みは緩和されている。

鼻水が辛い

鼻水が鼻栓でせき止められて排出できず鼻の中に溜まったままであるのが辛い。
刺激で涙がポロポロ流れ出ます。ドライアイは完全に解消しているが・・・。

これだけ涙が出るんだったら、ドライアイは、涙を出す機能が悪いんじゃなくて、涙を出す刺激を継続して与えることができれば改善するのではないかと思う。

午後になって、鼻の痛みが復活。15:15頃に痛み止めのロキソニンを飲む。

デカドロン錠0.5mg という副腎皮質ホルモン(ステロイド)を飲んでいるのにアレルギー性鼻炎は全然緩和していないようだ。

風呂

風呂やシャワーの制限も今日からなくなったので入浴しました。
とはいっても、血行が良くなって出血してしまってもいけないのでと、さっと済ませるつもりが、しっかり湯船に浸かってしまった。

まあ、熱いお湯で長風呂などしなければ大丈夫かなという感じ。

あと、鼻に詰めている詰め物(綿の鼻栓)は取ることができないのでそのまま入浴します。

綿といっても、鼻の中に完全に入っていてはみ出しているわけではないし、そもそも鼻水などでべっとり濡れているわけで、下から少し暗い濡れたった問題なしだと思います。

お風呂で髪を洗うと、顔にかかるしずくを無意識に手で拭ってしまうのですが、この手が鼻に当たったときは痛かったです。
そーっと、拭うようにしました。タオルで顔を拭くときも、擦るのではそっと押し当てる感じで水分をタオルに吸収させました。

普段は、鼻の下に垂れないようにガーゼをあてがってサージカルテープでとめているのですが、これはお風呂のときには外します。
なので、着替える間に垂れてしまうかもしれないので、着替え場所にボックスティッシュの用意は必須です。

あと、女性は特にですが、入浴の後、保湿のために化粧水、乳液を顔に塗ると、しばらく鼻の下のあてガーデを止めるテープが貼り付けられないので、一工夫が必要ですよ。

22:30頃に痛み止めのロキソニンを飲む。
そんなに痛みが復活したわけではないが、ほんの少し痛みのようなものがあるので、念の為ロキソニンを飲む。

夜になると、
アレルギー性鼻炎による鼻水、痛みなど全体的に朝よりはマシになったという感じがする。



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2020年2月21日金曜日

【日帰り全身麻酔で鼻の手術体験】1回目の手術当日

東京都中央区京橋にある鼻のクリニック東京で日帰りで全身麻酔して鼻の手術をしてきました。
2回に分けて行う手術のうち1回目、鼻中隔湾曲症矯正術 + 内視鏡下下鼻甲介手術 です。

受付

受付は8:00-8:15に来てくださいとのこと。
ただし、ビルは7:30からしか開かないので、あまり早く行き過ぎると待つのが大変。
到着時間の調整が難しいな。

受付10分前の7:50に到着
受付はまだ開いてません。ビルは開いているので廊下で待つ。
すでに2組到着していて3番目。
廊下にはイス3脚しかない。座れない人は立って待つ。

余裕をもって早く来れば損かな。なんて思ったら
7分前の7:53に受付は開いた。結局3分しか廊下で待たず。

まずは、簡単な問診
最後に飲食した時間などの確認。

手術まで

受付を済ませて中に入る。

個室

準備したり待機したりするための、個室あり、案外広い。綺麗な部屋です。
ドア付きのちゃんとした個室だ。大部屋をパーティションで区切っているようなものじゃない。
個室には、ちょっとしたテーブルあり、コンセントもあるので、スマホの充電も可能
携帯電話、スマホの使用規制も特にないようなので、ノートパソコンだって使えちゃうぞ。

日帰り専門の病院なので、テレビや冷蔵庫はない。
ベッドはストレッチャーのみ。幅は狭いので快適ではない。でも、泊まるのではないから問題ないか。

洋服掛け、鍵付きのセキュリティ金庫もある

部屋には時計がないのがびっくり

持ち物で有ったほうが良い物、箱ティッシュ。ティッシュペーパーは結構消費します。
鼻のクリニック東京では部屋に箱ティシュが1つありましたが。

手術の準備

手術着に着替えて待機

看護師さんが来ての確認
体温、血圧、血中酸素飽和度など測定して問診

麻酔科の医師がきて挨拶
「本日担当する○○です。よろしく」という挨拶程度で瞬間
でも、麻酔科の人まで顔を出してくれるってすごいじゃないですか。
麻酔は重要ですからね。

耳鼻科の手術で、手術本体が命に関わることは殆ど無いでしょうから、麻酔は重陽ですよね。全身麻酔は間違えば命にかかわりますから。
正直、今回の手術で、心配の要因は全身麻酔だけ。
「全身麻酔でやりたい」と言いながら、全身麻酔が心配というのは矛盾しているが、友人である医師から、麻酔医が複数の手術を掛け持ちしていて失敗したとか、長時間の手術で途中で飯を食いに行っていて失敗という話を聞いたことがありますので・・・。失敗というのは植物状態になったり亡くなられたということ。恐ろしい話やね。その友人である意思曰く「まあ、こんなことがなかったら、全身麻酔で失敗することってほとんどない」ということらしいわ。

8:30執刀医、「体調は大丈夫ですかね?」程度の確認

名前入りのリストバンドをつけて準備完了


いよいよ手術

手術中は、付添の人は、外出せずに病室かラウンジで待機が必要とのこと。

呼ばれて、いよいよ手術だ。

手術室には歩いて入る。帰りはストレッチャーに寝転んで出てくるらしい。

歩いて手術室に入るってなんか勇気がいる・・・

この歳まで手術というものをしたことがないのです。

麻酔も傷口を縫うときの局部麻酔と歯医者の局部麻酔くらいいか経験無し

手術室は壁一面に大きなモニター
そこにCT画面やらバイタルやらいろいろな情報が表示されている。
「おー、すげー、近代的っ。これだ情報が表示されてから間違えもないか」
とか思った。
(鼻のクリニック東京のWebサイトに手術の写真があります。)

手術台に寝転んで、
心電図などをつけ、点滴を刺したら、酸素マスク。
「今から、眠くなる薬を流しますね」
という言葉に、「絶対に目覚めさせてね」という気持ちを込めて(通じたかどうかはわからんが)
「お願いします」と言う。

で、匂いのある気体
「深呼吸してください」
あとは記憶が無い。

夢を見ました。
声をかけられ起こされたのは手術室の中。
見慣れぬ光景に、「まだ夢か」を一瞬思った。
が、「ああ、目が覚めたのか」と認識

手術は1時間ほどで終わった。

手術台の横に並べられたストレッチャーに自分で移り、そのままストレッチャーで病室へ

全身麻酔から目覚めるの早いですね。手術終了後本当にすぐに麻酔から覚ます。

手術後の経過観察

イメージは、徹夜明けで、睡魔を我慢している感じ。気持ち悪さとかは無い。

全身麻酔中に口に呼吸を補助する管を入れる関係で、午前6時から水も飲めなかったので喉がからから。
でも、30分は水も飲めないというので、とりあえず、30分寝る。

看護師さんがペットボトルの水を持ってきてくれたので、水を飲んで、気分が悪くなったりしないか確認

ご飯は、さらに30分後に食べてくださいとのこと。なのでさらに30分寝る。

看護師さんが言うには、
お昼ごはんは、子供さんならガッツリ食べられるらしいけど、大人の場合は鼻の詰め物があって味覚が変わるので案外食べられない人が多いようだ。

11:30ご飯を食べて確認。
手術直後にはあまり何も食べられないだろうからと、妻が手間をかけて作ってくれた炊き込みご飯のおにぎりを頂く。
鼻に詰め物をしているので違和感はあるが、心のこもったものは、いつ食べても美味しいわ。

ここまで、痛みゼロ。麻酔がよく効いているんだね。

お昼ごはんを食べたあと、少し違和感程度の痛み。でも全然苦にならず。

痛みは殆どないが、念の為昼食後に痛み止めのロキソニンを飲む。

口と鼻が動くご飯を食べることを確認して、トイレに行くのも大丈夫と確認して、14時まで様子をみて退院となった。

手術当日の帰りは、乗り合いの公共交通機関の利用禁止なので、タクシーで帰宅。

その他の設備

付添の人用のラウンジが五階にあるそうです。朝9時から13時まで使用できます。飲食も可能なようです。

トイレもめちゃめちゃ綺麗

支払い

この日の支払いは80,750円
手術の日の費用のみクレジットカードが利用可

帰宅後

鼻の内側の傷口は縫うことはできないので鼻の穴に太めの綿のタンポンのようなものを詰め込んで圧迫止血している状態。

単なる綿ではなくと、通気用に中心部にパイプがあるのだが、穴は細く詰まる。

これを1週間詰めたままにするので、鼻では呼吸できでず口呼吸をする必要があるとのこと。
これは事前に聞いていて覚悟はしていた。
今のところ、口呼吸の苦しさはないのだが、辛いのは鼻水

痛いのは痛み止めで抑えることができるが、鼻炎の鼻水は予定外。

鼻の穴を塞いでも、アレルギー性鼻炎のアレルゲンは口からでも目からでも入るようで、鼻炎の鼻水は容赦なく発生する。また、鼻への詰め物も刺激となって鼻水はでるそうだ。

しかし、鼻水はでても詰め物のため鼻を噛めない。鼻水は出ないで鼻の中に溜まっていく。これがとてつもなく辛い

詰め物を染み出して漏れてくる液体を、鼻の下側にガーゼ(とは言っていたが、実際は不織布)をあてて受けているだけ。
鼻の中に鼻水はたまり続ける、その刺激で涙も出続ける・・・
まあ、ドライアイは緩和したが・・・

帰宅後、夜19時頃までは麻酔も残っているのかよく寝られた。
しかし、横になっていると鼻の中に鼻水が溜まって深い。起きている方が少しでも下に染み出して排出されるので楽。
というわけで、座ってこのブログを作成。

夜、23時過ぎに、痛み止めのロキソニンを服用
少しだけ痛みがいるので。

手術当日のである今日は、お風呂もシャワーも禁止。食事制限は特になし。
ただし、アルコールの摂取、タバコ、運動、飛行機の搭乗は4週間禁止です。

  • ルリッド錠150 抗生物質 朝、夕
  • デカドロン錠0.5mg 副腎皮質ホルモン(ステロイド)。抗炎症、抗アレルギー 朝
  • ロキソニン 鎮痛剤 6時間以上の間隔を開けて頓服


手術を考えている人へのアドバイス

手術を検討している人にアドバイスできることとすれば、季節性のアレルギー性鼻炎なら、鼻炎の症状のない時期に手術をすることをおすすめします。

手術に持ち込むまでにはいろいろな段階があるので時間が思っている以上にかかり、私の場合は狙いよりも遅くなり、鼻炎の真っ只中での手術となりました。これはかなり辛いです。

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2020年2月20日木曜日

【日帰り全身麻酔で鼻の手術体験】手術の前日

鼻のクリニック東京で受ける鼻中隔湾曲症の手術ですが、日帰りで全身麻酔の手術をするので前日の指定事項がいろいろあります。

全身麻酔をするときには、普通は前日には入院して、体調などが管理されますが、それを自分でしなければなりません。

制限事項は

写真ACより)

前日に禁止事項など
  • 飲酒禁止、たぶん喫煙も禁止だったと思いますが、そもそも煙草を吸わないので煙草に関する注意事項はおろそかに聞いてました。
  • 食事制限は無し。ただし、食事は24:00まで。
  • 睡眠については特に指定なしだが、普通に寝ればいいんだろう。徹夜など不摂生は避けたほうがよし。
  • 禁止事項ではないですが、手術当日は、お風呂もシャワーも禁止(そもそも、その気になれないでしょうが)なので、前日に入浴は必須です。

当日になって
  • 00:00からは食事禁止、朝食も禁止
  • 00:00-06:00の間は、水、スポーツドリンクのようなもの合計300mlまで飲むのは可。牛乳のような消化の悪いものは液体でも駄目
  • 06:00以降は水も飲んじゃ駄目
  • 薬は、これとこれは飲むな。これだけは、06:00より前に合計300mlの水分を使って飲むことなど個別指定もあり。
鼻のクリニック東京 手術前日の注意事項

など、結構細かい指定があります。

電話にて体調確認

お昼前の時間に、クリニックから電話が掛かってきて、体調確認と注意事項の確認がされます。
この1週間で、発熱、下痢などの体調不良がないか、家族でインフルエンザとかにかかったりした者がいないかなどが聞かれます。あれば、手術は中止して延期になります。

また、しつこく、上記の注意事項について聞かれます。しっかり覚えていて理解しているか、そして、ちゃんとやってね。と。

食べ物、飲み物について厳しいのは、麻酔のときの呼吸用のチューブ(ラリンジアルマスクというものを使うらしい)を挿れるので、胃の中に何かが残っていたら危険なのだそうだ。

グーグルなどで検索すると形がわかるので、「これ挿れるの?」とビビるかもしれませんが、全身麻酔がかかるまでは、口にあてがったマスクからガスを吸って、意識がなくなってしまうので、こんなマスクを使っているとか、挿れられたとか抜かれたとか、まったくわかりません、ご安心を。


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2020年2月7日金曜日

【日帰り全身麻酔で鼻の手術体験】オリエンテーション

手術の内容の説明を患者本人だけでなく家族も聞くという行事です。
妻とともに鼻のクリニック東京に行く。

写真ACより)


12月25日にした術前検査の結果もここで教えてくれます。
胸部レントゲン、心電図、鼻の空気のとおり具合の検査もしたけれど、これらのことは殆ど触れず(良いか悪いの2択で、悪いところはなかったのでしょう)、血液検査の結果を中心に説明。
検査結果については、医師から説明があり、手術をするかしないかをここでも聞かれます。

ここまで来て、検査でできるというのに「やっぱ、やめます」はない。(そのつもりなら電話でキャンセルすればお金もかからないものね。)

医師からの説明のあと、看護師さんより、手術のリスクに関する説明、注意事項の説明などが詳しくありました。

所要時間は3時間とのことでしたが、1時間半くらいで終わりました。

費用は2020円だった。

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