2回に分けて行う手術のうち2回目、経鼻腔的翼突管神経切除術 です。
受付
受付は8:00-8:15に来てくださいとのこと。07:55に着いたのでほぼ待ち時間なし。
受付にはたくさんの人がいましたが、所詮、手術を受ける人だけの人数。
鼻のクリニック東京には手術室が6個あります。
全身麻酔で日帰り手術を専門にしているので、手術は午前中だけです。
(午後にやると、休んで体調を確認して帰らせることができないので)
午前中に各手術室で2回の手術を回しても、最大12人が1日最大の人数です。
数えたわけではないけれど、今日10組前後の人数がいました。大盛況ですね。
ここでは、簡単な問診
最後に飲食した時間などです。
呼吸管を挿れたときに胃の中のものを吐いて、これが気管に行く、誤嚥性肺炎を避けるためですね。
手術まで
準備をしたり、回復まで休憩する個室、リカバリールームが11個あります。リカバリールームは6室が1人部屋、4室が2人部屋、1室が3人部屋になっています。
私は2回とも1人部屋を1人で使ったので、2人部屋、3人部屋の構造はわかりません。
でも、手術室の数から考えられるキャパからすると、相部屋運用はほとんどないのではと思ったりします。
1人部屋も部屋によって広さが全然違います。
1回目は広い1人部屋でしたが、今回はまあまあ狭い1人部屋でした。
まあ、半日しかいないから、気にならないけどね。
セキュリティー金庫、洋服掛け、鏡はありますが、相変わらず時計がないのです。
手術の準備
手術着に着替えて待機
前回と同じなので勝手知ったるでさっさと着替える。看護師さんが来ての確認
体温、血圧、血中酸素飽和度など測定して問診とにかく、腹が減ったし、水分も飲めないので喉が乾いているし、息苦しいし、
寝転んで「瞑想して」耐えている状態のまま血圧を測ったら
「低すぎですね、もう一度測りましょう」
と測り直して、最高血圧90台、最低血圧50台でした。
測り直す前は、80台の40台とか・・・
ちょいとビビりました。
せっかく準備したのに手術ができなかったら、この鼻の詰め物を今日抜いてくれないのか。嫌じゃ。
全身麻酔ができなければ、とりあえず、局部麻酔で抜くのか、それも痛そうで嫌じゃ。
リラックスしすぎですかね、、、自分としても史上最低血圧のような気がします。
「座りましょうか?」と言ったが「これでいいですよ」というので良しとする。
今の目的は手術ができさえすれば良いのじゃ。
麻酔科の医師がきて挨拶
「本日担当する○○です。よろしく」という挨拶程度で瞬間麻酔科の医師は2人はいます。
朝、各部屋を挨拶に来るのはメインの医師かしら?男性医師ですが、
手術室で女性医師でした。手術後にいらっしゃったのも女性医師でした。
まあ、複数居ないと困りますよね、複数手術同時進行なのだから、、、
でも、並行する手術の数だけ麻酔科の医師は居ないっぽいな。(当て推量ですけど)
執刀医の先生が来て確認。
流石に何度も見ているので顔を覚えた。「体調は大丈夫ですよろしく」と
1時間待ち
1回目は、9時から手術が始まりだったので、準備してすぐでしたが、今回は、後半の時間帯。(同じ手術室で2人手術する2人目ということ)手術開始が10時過ぎ
準備して待つ・・・余分な1時間
朝ごはん抜いてお腹空いているのに・・・
水も飲めないから、喉がカラカラなのに・・・
鼻の詰め物が苦しいから早くとっとほしいのに・・・
と思いつつ寝る。。。。鼻の詰め物で寝苦しいから寝られない
やっと手術
看護師さんが入ってきて、「じゃ、行きましょうか」歩いて、手術室に
1週間前の同じなので「慣れた」感じ
前回のような緊張もない。
手術室で
手術室では、心電図の電極を付けて、右手に血圧計のバンドを付けて、左手に点滴を刺します。口の鼻の上には、酸素マスクのようなものを置いてます。ガスを吸わせて意識を落ちたら口に管を挿れるので、本当にマスクは置いているだけでベルト等で止めません。
点滴を刺したときのルーチンワーク。「しびれがありませんか?」などの質問に「大丈夫」とか答えれば準備は完了。
壁のモニターに出ている心電図をちらっと見て「ああ、不整脈も出てないなオッケー」
モニターの血圧を見て、最高血圧120台、最低70台、普通じゃんということを確認したところで
「じゃ、眠くなるお薬を流しますね」と言われたので「よろしくおねがいします」
と言った直後に意識はなくなる。
寝不足で眠かったし、鼻栓のため息苦しかったからね。
手術の明細 |
全身麻酔の手術なので、自分自身としては寝た直後に手術が終わっていて、何をしているのた、したのか、さっぱりわからない。
会計の明細にはこれくらい書かれていたので、これくらいいろいろなものを使ったのだろうと想像。
手術終了後
今回は手術中に夢を見なかったな手術室で
前回と同様に、手術室で声を掛けられて起こされます。この時点で、心電図の電極は外され、呼吸のマスクもありません。
点滴は刺さってます。(これは、リカバリールームで抜いてくれます。)
手術台に横付けされているストレッチャーに自分で移動。
そして、リカバリールームに運んでくれます。
リカバリールームなどで術後の経過観察
30分は水も飲めないので、寝る。まだ、麻酔が残っているので、そのまま寝られます。
30分後くらいに、看護師さんが体調確認の問診。
ペットボトルの水(いろはす300mlでした)を好きなだけ飲んでみて(半分飲みました)、気分が悪くならないか、吐き気がしないかなどの確認。
部屋の中を数歩歩いてみて確認。
さらに30分位たったら、ご飯も食べてくださいとのこと。
手作りおにぎりと、野菜補給のためのハム野菜サンドイッチを食べ、その後トイレに歩いていく状態を確認。
まだ、麻酔が残っているので、気持ちよくフラフラしながら蛇行して歩く。
こういう、頭がクラクラすることってめったにないので、この感覚を大いに楽しむ。
「気持ちいいですね」と看護師さんに言うと一瞬「?」という顔だったが(笑)
しかし、今回は、お昼ごはんを食べる頃にも麻酔が残っているなと思ったら、手術が遅かったので、目覚めてからの時間が経っていないのだね。
前回より麻酔が残っていて当たり前。
14時に退院
手術の時間に関係なく、問題なければ14時には一斉に追い出したいようだ。14時には「退院」となった。
今回は、傷は小さく、鼻の奥の方に止血のため栓があるらしい。
だだ、止血のため栓は気道を塞ぐ位置にないので、今回は全然息苦しくない。
痛みも全然ないので、病院にいる間に痛み止めのロキソニンを飲むことすらなかった。
薬は、ステロイド剤と抗生物質を前回14日分処方されているので、あと7日間それを飲む。
追加で、念の為、痛み止めのロキソニンを10錠、処方してもらう。
タクシーで帰宅
まだ、麻酔も残っているので、帰宅して、久しぶりに楽な呼吸で、夕方まで熟睡。寝る前に、ロキソニンを飲みましたが、特に辛い痛みもなく、出血もほとんどなく、呼吸も楽で、今回は楽でした。
支払い
この日の支払いは203,130円手術の日の費用のみクレジットカードが利用可
高額医療費の限度額証明書を事前に取得しておけば、その額までの請求になるのだが、クレジットカードで払ってマイルを貯めないとね。
今回の手術で、ハワイまでエコノミーの1割分マイルが貯まりますから。
高額医療費の差額は後で返してくれるからいいや、後でも。それよりマイルがほしい。
【日帰り全身麻酔で鼻の手術体験】目次へ